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リトルブレイバー

<蛮族のククリ>

HV001-WID ”LITTLE BRAVER”

掌部パーツに仕込まれているワイヤーの操作デバイス。
密かに収集していた資材で一から組み上げたもの。
身体感覚の延長としての直感的な操作を可能とするが、
このデバイスの本懐は使用者自身の中枢機能へのアクセス、すなわちハッキングである。

守るべきものを誇りに変え、先に進むための意思を。

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端末

肌身離さず持ち歩いている端末。
胸元で固定している事が多いが、取り外しも可能。
ハーヴィの思考を文字として出力することができるが、それ以外に機能はない。

≪これがあるからみんなと話せる。≫

<鷹羽のフード>

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ジャケット

<熟練のプレートメイル>

動きやすそうなジャケット。
興行用のイミテイターにしては華やかさがない。

≪けっこうかっこよくていいでしょ。≫

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スリットスカート

<熟練のブーツ>

丈の長いスカートタイプの履き物。

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絵画セット

<爪のお守り>

とても初歩的な絵画セット。
あまり種類は多くないが、持ち運びしやすくどこでも描けるのがウリ。
描くといっても絵の具をとにかく塗り重ねるだけのものだが、ある芸術家の知人に教わってからすっかり夢中。

≪これから沢山描けたらいいな!≫

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ぬいぐるみ

<熟練のリング>

いつも一緒の、まんまるふわふわなぬいぐるみ。
名前はふわふわ。
もらった赤いリボンが誇らしげ。

ゴミ捨て場で出会った友達。
物言わぬ作り物。捨てられて、帰る場所のないそれに、ひとりぼっちのイミテイターは強く惹かれた。

≪これからも、ずっと友達!!≫

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ハルシネーション

<熟練のバングル>

体内にある、人間の心肺機能を再現するための機構。
RB社製作。感情や身体動作の状況に応じて適切に動作を変化させる優れものであり、それだけのもの。
近付いた時、触れた時、それが生きているように見せかけるため。
それだけのために動いている、もっともらしい嘘。

ハルシネーション

性格/Personality
冷静
​快闊
繊細/Sensibility
繊細
大雑把
礼儀/Courtesy
丁寧
無礼
真面目/seriously
​勤勉
怠惰
献身/Devotedly
利己
献身
行動/Movement
​慎重
大胆
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SKILLData

SLEEP //:WALKER://
​✂
イリュージョン

ワイヤーを設置し、足場として利用する。

​MA型イミテイターの基本性能である、敏捷性と身体操作精度に由来する動作。
 

​≪昔は皆で練習してた。≫

「…… ……」

跳躍 ── 即席の足場 = 銀の糸 / 加速する。

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Fake! fakE!
​✂
ディスアピア

設置したワイヤーに飛び乗り、対象の視界から外れる。

​一人くらいなら抱えて跳べるが、危ないので滅多にやらない。

≪ワイヤーの上、走るのも得意。≫​

「…… ……」

跳躍 = 弧を描く / 宙に溶ける。

Fool=on/Cool
​✂
ジャグリング

切断力の高いワイヤーによって対象を攻撃する。

ワイヤーの硬度はある程度の調整ができるため非殺傷用途でも使える。

​≪生き物に使うのはちょっと怖い。≫

「…… ……」

​刹那 / 銀の閃き = 切断の試行

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Re:Re:
​✂
ミミック

事前の攻撃で設置したワイヤートラップを起動する。

​視認性の低い鋼糸による奇襲は、同じ攻撃が繰り返されたような錯覚を与えるだろう。
≪人には当たらない。……と思うんだけど。≫

「…… ……」

コマンド・ラン  ウェイクアップ

≪コード実行 // 起動せよ≫

HAPPYBIRTHDAY
ショータイム
​✂

周囲に張り巡らせたワイヤーによる援護、及び自身の駆動の補助。

​為せることを成すだけだ。それが生きるという事ならば。

「…… ……」

強く踏み込む /求めるがままに /影は躍る

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F!re #sign
​✂
ドラマティカ

周囲の状況の変化に動じない事、

また、それらを優位に活用する技能。

恐怖も孤独も、飲み干してみせる。
そういう風に生きていく。

​✂
≪ #L = T " I" R ≫

雨の中の涙のように

一時的に駆動制限を解除し、出力上限を引き上げる。
自身の機能へのアクセスが禁止されているMA型イミテイターには本来不可能な動作。すなわち、自己ハッキング。

全てはいつか消えゆくもの。
だからせめてそれまでは、自分の道は自分で切り拓く。

「…… ……」

コマンド・ラン  アクセラレーション

≪コード実行 // 駆動制限解除≫

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ModelNumber/MA
アクロバット
​✂
マリオネッタ

marionnetta型イミテイター。
兵器メーカー Rabbit Blackout社がその技術力と安全性のプロモーション、
そして社会混乱を招く目的で制作されたシリーズ。

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以下、獄中にて行われた
RB社社長【ドールオーナー】へのインタビュー内容を抜粋。


『あー。先代は真面目にプロモーション用に作ってたんじゃない?』
『僕の代からは知っての通り。』
『見てみたかったんだよね。イミテイターからイミテイターらしさを奪ったらどうなるのか。』
『でも人間にだけはしてあげない。僕は人形しか好きじゃないから。』
『みんな可愛いでしょ? 人もイミテイターもとびきり大好きになるように作ったからね。』
『だってほら。そのうち武器を持たせるつもりだったんだし、』
『自分で作った大切な砂のお城、壊させたら面白いから。』
『想像しただけでワクワクする!』

『なんでそんな事するのかって?』

『つまんない事訊くなよ。』

『玩具なんだから遊ばないと意味ないでしょ。』

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人間に限りなく近い思考演算と感性を持ち、自社の兵器パーツに換装可能。それらを人間の中に紛れ込ませ、蜂起させる。
【ドールオーナー】が気まぐれで目論んだ、社会転覆計画。

しかし50体目の製造中に計画が露見し、関係者は全員投獄。RB社製の製品はひとつ残らず回収、破棄された。

データそのものを抹消された49体目、
Rabbit Blackout シリーズ2000 マリオネッタ型49號
"グレイ" ハーヴィただ一体を除いて。


悪辣の果てに生み出された糸繰り人形。
​だが、今はもう誰のものでもない心。

 2023 by ROUTE87 / 大槻

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