新しい住まいで ②
- wisteria8770
- 2024年5月24日
- 読了時間: 26分

ハーヴィ : ……(にぱ)
ホットドッグの移動販売だ。
コリン : これが移動販売!
取引をしました。
9ルド失った。
[アボカドドッグ] を手に入れた。
[チャウダードッグ] を手に入れた。
[ベジタブルドッグ] を手に入れた。
シュガーポップムーン : ホットドッグがたくさんあります~っ!
ハーヴィ : ≪さっそく出会っちゃった!≫
ハーヴィ : ≪全部おいしそう!≫ (なので、全部買った。)
コリン : 全部!?
ハーヴィ : ン? ン!
シュガーポップムーン : ぜんぶ!
コリン : ハーヴィ、無限の胃袋か……!?
ハーヴィ : ≪無限かも。 燃費悪くて……≫
シュガーポップムーン : じゃあじゃあ、わたしはこれ、くださいっ!
シュガーポップムーン : (と、ベジタブルドッグを購入した!おやさい!)
コリン : でもハーヴィは全部美味しそうに食べるし、見てて気持ちいーよな(いいながらアボカドドッグを買った)
ハーヴィ : ≪そう? えへへ、初めて食べるものが多いから嬉しくて……。≫
コリンは、アボカドドッグを使った。
もぐもぐ……
コリンは7回復した。 ([4]+3)
ハーヴィ : (おやさい食べてえらいね! 自分も買ったものを)
ハーヴィは、チャウダードッグを使った。
もぐもぐ……
ハーヴィは9回復した。 ([6]+3)
シュガーポップムーンは、ベジタブルドッグを使った。
もぐもぐ……
シュガーポップムーンは8回復した。 ([5]+3)
ハーヴィは、アボカドドッグを使った。
もぐもぐ……
ハーヴィは7回復した。 ([4]+3)
ハーヴィは、ベジタブルドッグを使った。
もぐもぐ……
ハーヴィは6回復した。 ([3]+3)
シュガーポップムーン : (ふわふわのパンに、パリッと焼かれたソーセージ。それにしゃきしゃきのおやさいがバランスよく鎮座している。絶対においしい。)
ハーヴィ : (野菜は鮮度抜群でいやな苦みや臭みもない。それがよほどのおやさいアンチではない限り、絶対においしいだろう。)
コリン : うま!(大きく一口かぶりつき、にぱぱ)
シュガーポップムーン : ん~っ!(このイミテイターの演算にはおいしい、しかないものの、おいしいのはよいことなので、笑顔で食べ進める。)
ハーヴィ : (にぱ~。おいしいものしかなくてすごく嬉しそう)
ハーヴィ : (食べ終わった紙は近くのくずかごで回収してくれるらしい。小さくたたんで捨てて)≪おいしかった!≫
シュガーポップムーン : ごちそうさまでした~っ (こちらも丁寧に畳んで捨てて)
コリン : ごちそうさま!(ポイ捨ては良くないのでちゃんと捨てる。畳むほどの丁寧さはなかった。)
ハーヴィ : ≪食べたら運動って言ったのにまた食べちゃった。≫
コリン : 今から運動したらいーんだよ!裏庭だってあるんだし!
シュガーポップムーン : じゃあじゃあ、次こそは運動~っ!
ハーヴィ : ン!!≪だね!!≫
コリン : どっちがどっちだ……?
ハーヴィ : えと……
ハーヴィ : (←は通りが続いているようだ。そして→は……)
ハーヴィ : ≪あ、お店ある。≫
シュガーポップムーン : お店!
コリン : お店!何のだろ?
ハーヴィ : (路地の向こうに看板だ。)≪入ってみよ!≫
シュガーポップムーン : ほわ
ハーヴィ : ……
ハーヴィ : (びっくり)
シュガーポップムーン : たくさんの…… おかし……?
コリン : お菓子屋だ!
ハーヴィ : (ちょっと面食らっていたが、すぐに目を輝かせ)≪すっごい! これ全部お菓子だ!≫
コリン : (わーっと走っていく。種類がいっぱいあるので一つ一つ流し見。)
シュガーポップムーン : ほわ~~~ (見て回っている。様々な色合い、形、味のお菓子が並んでいる……。)
コリン : すげー!
コリン : グミとかキャンディとかだけじゃなくって、見たことないやつもある!!
コリン : 味もいっぱい種類あるぜ!!
ハーヴィ : (用意された袋と、その大きさに応じた金額を支払えばその袋に好きなだけ入れていい、というシステムのようだ。)
ハーヴィ : ≪あ、焼き菓子もある!すごいすごい!≫
シュガーポップムーン : 袋に…入るだけいっぱいつめこむお菓子屋さん?
ハーヴィ : (スコーンとか、クッキーなんかも見つかるだろう。)
コリン : むむ……、ぎゅうぎゅうにしたら焼き菓子は潰れるよな……。
コリン : じゃあグミとかキャンディとか、潰れなさそうな奴入れる!
コリン : (質より量のガキだ。)
ハーヴィ : ≪あ、専用の箱あるよ。≫(近くに折り畳まれた紙のボックスを見付け)
ハーヴィ : (と言いながら、自分は袋と箱の一番デカいのを買った)
シュガーポップムーン : 箱と袋がそれぞれ~っ わわ、何入れようか迷っちゃいますっ
コリン : (当然一番デカいのを買う。いっぱい入ると嬉しいね。)
シュガーポップムーン : (一番デカい……のではなかった。程よい、小さめのものを購入してお菓子を眺め始めた。)
コリン : どれにしよっかなー(にこにこでうろうろ)
ハーヴィ : ≪これ、買って持って帰って食べてもいいんだよね? えへへ、いっぱい買っちゃお≫
コリン : おう!帰ってもいっぱい食べれるな……!(さーっと目を通した中でも気になったやつを入れていく。)
ハーヴィ : ≪あ、これ! マカロン!≫ (バベルでもその名前を聞いたことのある焼き菓子を箱に詰め)
コリン : これと、これと、あっ、これも!(そんな調子で考えずにぽんぽん入れていく。既に2/3が埋まりかけている……。)
ハーヴィ : (せっせとまずは焼き菓子から。小麦粉って最高だ。)
シュガーポップムーン : おやつに全然、こまらなくなりそう~っ(柄入りのクッキーに、貝殻のような形の焼き菓子……見た目の華やかさのものに惹かれては箱に入れていく。もちろんマカロンも。)
ハーヴィのダイスロール : (3d みちみちの箱) -> ([5,2,4])=11
ハーヴィ : (限界が近い。ギリギリ閉まった蓋。)
ハーヴィ : …… ≪よし! 次はグミ!飴! ガム!≫
シュガーポップムーン : (ちゃんと蓋は閉じる程度に抑え。傍らの青年のみちみちの箱にはくすくす笑った。)
コリン : (中身は色とりどりのグミ、キャンディ、あとはマシュマロやゼリー!)
コリンのダイスロール : (3d6 しまったかな!?) -> ([3,6,6])=15
コリン : (ミチィ……。結構ギリギリまで入れた。)
ハーヴィ : (おさかな……もといサメのグミ。用意されたスコップですくって、ドザー)
シュガーポップムーン : (赤、緑、青、白、ピンク……色とりどりのお菓子を少しずつ詰めていく。)
ハーヴィ : (砂糖漬けのドライフルーツもある! ドサー)
ハーヴィ : !!!(くまちゃんのグミだ!! ドザザザ)
コリン : よし、閉まった!(ので、どうにか量り売りに乗せる)
ハーヴィのダイスロール : (3d みちみちの袋) -> ([1,6,5])=12
コリン : うぉっ……(表示された値段は思いの外。)
ハーヴィ : (んぎゅ… 潰れてもいいしまだいけるやろ。 ハービの戦いは再開された。)
コリン : やっぱ好きなだけってなったらそんくらいになんのか……。
ハーヴィのダイスロール : (1d 4以上でリタイア) -> ([1])=1
シュガーポップムーン : (カラフルなお菓子たちが虹色を描いている。二人に比べれば控えめな量を詰め終えれば、袋と箱を整えて)
ハーヴィ : ……?(コリンの様子に小首を傾げつつもういっちょ)
ハーヴィのダイスロール : (1d 4以上でリタイア) -> ([6])=6
コリン : ハーヴィ、すっげえぎちぎち
ハーヴィ : ……(パァン!!!が近い。)
ハーヴィ : ≪さすがにやめとくか……≫
ハーヴィ : (置かれた箱と袋、表示される値段。) ヒュッ
ハーヴィ : (たいそうな額であった。)
コリン : シュガーの綺麗だ!
ハーヴィ : ≪ほんとだ! きれいに並べてある!≫
シュガーポップムーン : 折角だから、からふる~っ!で揃えちゃったっ!(二人に比べれば控えめな量なので、勿論値段も二人より控えめな量だった。)
ハーヴィ : ≪食べて色が欠けちゃうのがもったいないくらいだ。≫ (その様子を嬉しそうに見た)
ハーヴィ : (とにもかくにもそんな感じで精算を終え。)
シュガーポップムーン : (ぎちぎちと、ぎちぎちと、ほどほどが購入された。おやつにはしばらく困らない!……かも?)
ハーヴィ : (このイミテイターは明日の朝にはまたこの店にいるかもしれないが、それはそれ。道中とモーテルへ帰ってからのおやつには困らないだろう)
シュガーポップムーン : (ひとつのぎちぎちがすかすかになるのは時間の問題なのだった。)
コリン : (少年の方は三日ぐらいはもつだろう。食べ始めるとうっかり食べ過ぎてあっという間になくなってしまうかもしれないが……。)
シュガーポップムーン : たべもの、た~くさんあって、びっくりしますっ!
コリン : な!ダイナーに、移動販売に、お菓子屋に……、
コリン : 多分ここ作った奴はハーヴィと同じで食べるの好きなんだろうな~。
ハーヴィ : ≪えへへ、気が合うかも。≫
シュガーポップムーン : ねえねえっ 次はどうしよっか!
ハーヴィ : (にぱ…としつつも) ≪そうだ、次はどこ行こうね?≫
コリン : さっき行かなかった方に行こうぜ!上の方!
ハーヴィ : ン!
シュガーポップムーン : うんっ!
ハーヴィ : !!!
クレープの移動販売だ。
シュガーポップムーン : あっ!
コリン : あ!
取引をしました。
9ルド失った。
[チョコバナナドクレープ] を手に入れた。
[シュガーバタークレープ] を手に入れた。
[エッグ&ベーコンクレープ] を手に入れた。
シュガーポップムーン : クレープ!
ハーヴィ : ≪くれーぷ≫
コリン : シュガーのクレープもある!
コリンは、シュガーバタークレープを使った。
もぐもぐもぐ……
コリンは5回復した。 ([5])
ハーヴィ : ≪初めて食べる……! 美味しそう!≫
シュガーポップムーン : はやいっ(既に食べ始めた少年を見て)
ハーヴィは、チョコバナナドクレープを使った。
もぐもぐもぐ……
ハーヴィは5回復した。 ([5])
シュガーポップムーン : (クレープを食べる青年と少年を眺めて微笑んでいる。流石に食べる量が多かったのか、今回は買わずにいることにしたようだ。)
コリン : (ガキ特有の無限の食欲!)
ハーヴィ : (燃費が激烈に悪いイミテイターは、どれだけ食べてもまだ足りないようで。)
ハーヴィは、シュガーバタークレープを使った。
もぐもぐもぐ……
ハーヴィは1回復した。 ([1])
ハーヴィは、エッグ&ベーコンクレープを使った。
もぐもぐもぐ……
ハーヴィは3回復した。 ([3])
ハーヴィ : ン!≪こっちもおいしかった!≫
コリン : シュガーの名前がついてるやつ、シンプルでうまい!
ハーヴィ : ≪うん、具がいっぱいじゃないけどすごい よかった…≫
シュガーポップムーン : えへへ~っ 次見かけた時は買ってみるねっ!
シュガーポップムーン : モーテルの前にも出るの、近くてはぴはぴかも!
コリン : なっ!ちょっとお腹空いた時に買える!
ハーヴィ : ≪モーテルの近くだけでもじゅうぶん生活成り立つね……。うれしいな……≫
ハーヴィ : ≪で、ええと……こっちがオレたちのモーテル!≫
ハーヴィ : ≪裏庭見てみる?≫
コリン : ん!見たい!
シュガーポップムーン : うんっ!いこいこ~っ!
ハーヴィ : ン!(と、歩きだし。)
シュガーポップムーン : わ~っ!
コリン : うお、ひろ!
ハーヴィ : ……!!
シュガーポップムーン : ひろ~いっ!!
コリン : これなんだ……?
ハーヴィ :≪プール……!≫ (周りは植え込みや壁に囲まれていて、人通りも少ない。騒いでも全然大丈夫な造り。)
シュガーポップムーン : (広がる水に手を伸ばす。)
ハーヴィ : (ん?と少年の見ている方に近付き……)
シュガーポップムーン : すごいすごい~っ およげちゃいますね~っ
コリン : (うろ、うろ)
シュガーポップムーン : そっちは……
コリン : 見るとこめちゃくちゃある……!
バーベキューコンロだ。
ハーヴィ : (今は炭も何もセットされていない、台と金網だけのバーベキューコンロだ。)
ハーヴィ : ≪これで、食材を……焼く やつかも≫
コリン : 焼く……ってことは!
シュガーポップムーン : おそとで 食材を 焼いて…… 食べる!
コリン : バーベキューってやつだ!
ハーヴィ : ン!!!
シュガーポップムーン : バーベキューっ!
ハーヴィ : ≪食材とかいっぱい用意して≫ ≪やりたい……!!≫
コリン : パーティする時、やりたいこと多いな……!
シュガーポップムーン : ひとつひとつ分けて……かも!
コリン : バーベキューもしたいし、ダイナーでドリンク色々試したいしっ、
シュガーポップムーン : たくさんパーティ、できちゃう!
ハーヴィ : ≪わかった! あったかい時は外でパーティして、寒くなったら中でやればいいんだ!≫
コリン : な!いっぱいパーティーできる!
コリン : !!
コリン : ハーヴィ、あたまいい!
シュガーポップムーン : は! 超・かしこ・イミテイター……!
ハーヴィ : ~♪(褒められてその場でくるり)
ハーヴィ : ≪えへへ、泳いでご飯食べて…… あとたくさん! みんなずっと一緒だから何回でもいいんだもんね!≫
コリン : うん!
コリン : パーティーじゃなくっても、一緒にバーベキューしたりプールで遊んだり、食べ歩きしたりしようぜ!
ハーヴィ : ≪もちろん! たっくさん遊ぼうね!≫
シュガーポップムーン : うんっ!何回でも、一緒にたくさんやっていきたいなっ!
コリン : ハーヴィも、こんなに広くっていっぱい色んなのあるところ見つけてくれてありがとな!
ハーヴィ : (照れ笑いをひとつ。)≪うん、二人と一緒なら出来るだけ楽しいところがいいなって 思ったから!≫
シュガーポップムーン : とっても、とっても楽しくてうれしい!ありがとう、ハーヴィっ!
コリン : こうやって歩いて見てるだけでも楽しいもんな!
ハーヴィ : ≪えへへ、二人が喜んでくれるの、オレすっごく嬉しい…!≫
ハーヴィ : ≪今日はお散歩途中だから泳げないけど、今度は絶対ね!≫
コリン : ん!それまで泳ぐための服用意しとく!
シュガーポップムーン : うんっ!用意しておかないと~、ですっ!
シュガーポップムーン : えっとえっと、他にはどこか見るところ、あるかな?
ハーヴィ : ≪えっと、モーテルの奥にも道あったかも≫
シュガーポップムーン : じゃあじゃあ、次はそっち!
コリン : モーテルの奥?
コリン : ん!行ってみようぜー!
ハーヴィ : ン!
貸しアトリエ『Aces High』
ハーヴィ : ≪貸し アトリエ≫ ≪アトリエ!!≫
シュガーポップムーン : (ひょこ)
ハーヴィ : !!≪メセムのアトリエみたい!≫
コリン : !!
コリン : じゃあハーヴィが絵描ける場所だ!
シュガーポップムーン : 貸しアトリエ…… ほんとうだっ
ハーヴィ : ン!ン!(興奮気味に跳ねて)
シュガーポップムーン : じゃあじゃあっ!ここでいろんなもの、つくれますね~っ!
シュガーポップムーン : えへへ~ ここもひろ~い!
コリン : でかい作品描けるじゃん!
ハーヴィ : (自由に使える画材や彫刻道具…… 芸術に関する資財はひと通りあるだろう。)
コリン : なんか見たことない奴もあるな……
ハーヴィ : ≪メセムもこっちに来てるなら、一緒に何か描きたいな~≫
コリン : チラシ渡したもんな。来てくれてたら嬉しい!
ハーヴィ : ≪あれじゃないかな? 石を彫ったりするやつ!≫
シュガーポップムーン : 石を?
コリン : 石を掘ったり……!?
コリン : 石像とか作るのか!
ハーヴィ : ≪うん、彫刻ってやつ!≫
ハーヴィ : ≪石を削ってね、布とかも表現できちゃうの。すごいんだよ。≫
コリン : 布も!?
シュガーポップムーン : いしで、ぬの……
シュガーポップムーン : (自分の服の布を掴んで伸ばした。)
シュガーポップムーン : ひらひらだけど、かちかち……イミテイターのボディに似てたりするのかも?
ハーヴィ : ≪うーん…… ちょっと、似てる……?≫ ≪あ、でもひらひらはしなくって……≫
ハーヴィ : (どう説明したものか、と悩んでいる時に壁に備え付けられた棚にある冊子に気が付き。ここを借りていた人たちの作品が載っているようだ。)
ハーヴィ : (道具があるという事は、とめくり。)
ハーヴィ : ン!
シュガーポップムーン : ?(その様子に気付き、近付いて)
コリン : ?
ハーヴィ : (記録水晶から現像されたもの、すなわち写真がそこにある。指をさしたのは、先程話していた彫刻作品。白磁のそれはひとつの石の塊であるとわかるが、それと同時に纏った服も一続きで表現されている。)
コリン : おお
コリン : これ全部石……、石か?魔法とか使って石にしてるとかじゃねーの?
シュガーポップムーン : ! これが、彫刻?(写真に写る石の塊……削られ、磨かれて滑らかな面が綺麗に続いている。)
コリン : (魔法に疎いため、魔法は万能だと思っている節がある。)
シュガーポップムーン : 石からこれを作る…… ほわ~
ハーヴィ : ≪ううん、人の手でやるんだよ、こういう、削るための道具で。≫
コリン : ぜ、全部!?
コリン : 全部手でやってんのか!?
ハーヴィ : ≪うん、全部手。イミテイターを作るよりよっぽど大変そう…≫
コリン : やべー……、石ってあんなに硬いのに……。
コリン : すげえ時間かかりそう……。ハーヴィは彫刻……、にも興味あるのか?
シュガーポップムーン : つくるって、すごい方法があるんだ……(アトリエを見回してから、コリンの言葉にハーヴィへと視線を戻して)
ハーヴィ : ン~、(ちょっと考え)
ハーヴィ : ≪面白そうだけど、たぶん上手くいかない……。 絵みたいにうわ~!って出来ないでしょ?≫
シュガーポップムーン : うわ~!ってやったら……
ハーヴィ : ≪壊しちゃう。≫
コリン : 確かにな……。
シュガーポップムーン : うう~ん、石にうわ~!ってお絵描きするのはできそうだけど~っ むずかしそう、かも?
コリン : 綺麗な石が出来るじゃん!
ハーヴィ : ≪石にうわ~……≫
ハーヴィ : ≪それはちょっと 興味あるかも!≫
シュガーポップムーン : 石にうわ~!のお絵描きなら、壊さないかもっ!
ハーヴィ : (こくこく頷き)≪それをたくさん並べて飾ったら、きれいかも!≫
コリン : 石だったら部屋にも気軽に飾れるじゃん!
シュガーポップムーン : じゃあじゃあっ またここで色々準備して、色々つくれるねっ!
ハーヴィ : ≪確かに…… コリン、天才!?≫
ハーヴィ : ≪うんっ! オレ、いろんなもの作りたい!≫
シュガーポップムーン : えへへ~っ ハーヴィがつくるもの、わたしたのしみ!
コリン : うん!ハーヴィの絵も石も楽しみにしてるっ! 応援してるし、買い出しとか手伝うからな!
ハーヴィ : ≪えへへ、お買い物も行こうね。 やりたい事沢山だからお出かけも沢山したい!≫
シュガーポップムーン : (笑顔で頷いて)
コリン : リーンの周りにも、ここみたいな感じじゃないけど、買い出しできるとこはいっぱいあるし!
シュガーポップムーン : おやすみばしょ
コリン : 休憩場所もあんのか。
ハーヴィ : (うん、と頷き) ≪暮らせる。≫
コリン : 広いな~。
シュガーポップムーン : くらせる!ひろいおうち!
ハーヴィ : (恐らく画材の汚れを落とすための流しがある。あんまり気にしない人ならちょっとした食事も作れそう。)
コリン : 台所……って感じじゃねーな。
ハーヴィ : ≪うん、絵の具の汚れついてるし。手とか筆とか洗う所かな?≫
シュガーポップムーン : ほわ~ ものづくりならなんでもできちゃうかも
コリン : ちゃんとそういう場所があんのか!ほんとに何でも出来んな……。
ハーヴィ : ≪手厚いなあ~≫
ハーヴィ : (と、休憩場所を出ると。)
コリン : こっちは?
ハーヴィ : (赤い布がかかった部屋がある。)
シュガーポップムーン : (少年と青年の後に続いて)
シュガーポップムーン : (ひょこ)
コリン : なんか、遊園地の映画館ってとこと似てるな
ハーヴィ : (それは、バベルにあったもののようにきちんとした設備ではなく。簡易なスクリーンと簡素な椅子。)
シュガーポップムーン : これって……
ハーヴィ : (棚に保管されたフィルム ──好きなものを観ていいし、持ち込みもできる とある。)
ハーヴィ : ≪映画館 かも 小さいけど……≫
コリン : !
シュガーポップムーン : 映画館!フィルム、見れるってこと!
コリン : じゃあじゃあっ、あれ見れるってことか!
コリン : ハーヴィのおねえちゃんのフィルム!
ハーヴィ : ……!≪うん! 観れる!≫ (映写機に対応したフィルムの規格を確認し。 ……合っている。)
ハーヴィ : ≪リリアねえの映画観れるよ!≫
シュガーポップムーン : ! やったね~っ!
コリン : やったな~!
シュガーポップムーン : わ~っ! えへへ、また、上映会もしましょ~っ!
ハーヴィ : ン! ン!(嬉しそうに跳ねた)
コリン : やりたいこといっぱいある!
ハーヴィ : ≪また今度 がいっぱいだね。えへへ……≫
コリン : 楽しみだなっ!怪我したりしないようにしねーと……!
シュガーポップムーン : うんっ!ちゃんとみんな、みんなのところに戻ってきてねっ
コリン : おう!依頼で無茶したりしないようにする!
ハーヴィ : ≪オレも。安心安全で仕事しにいかないとね。≫
シュガーポップムーン : うんっ!
シュガーポップムーン : そういえば、他にも何か建物、あったみたい、だけど……
シュガーポップムーン : あっちはなんだろ~っ?
コリン : ん、確かに道まだ続いてたよな。
コリン : 一旦戻ってみてみよーぜ!
ハーヴィ : ≪そういえば奥にもあったよね。行ってみよ!≫
『ガレージ ブリキの子猫2号店
たまに来ます 勝手につかってください』
シュガーポップムーン : ガレージ ブリキの子猫 にごうてん…
ハーヴィ : ≪ガレージ……≫ ≪ガレージ!?≫
コリン : ガレージ……?
シュガーポップムーン : ガレージ?
コリン : って、車止めたりするとこ?
ハーヴィ : ≪いや これだけ機工が多ければあるか……。うん、機工の整備するところ。≫
シュガーポップムーン : ほわ~
シュガーポップムーン : 勝手につかってください、って書いてある…
ハーヴィ : ≪ということは オレたちも メンテできるかも≫
コリン : 整備するとこ!
シュガーポップムーン : メンテ!
シュガーポップムーン : ちょっと覗いてみるっ?
ハーヴィ : ≪見て…… みるか。もしメンテが出来るなら、ここは最高の場所……!≫
シュガーポップムーン : うんっ!
コリン : じゃあ部屋じゃなくって、ちゃんとしたところで整備できるんだ!
コリン : おう!
コリン : お、(テーブルの上に何か置いてあるのを見て)
コリン : ざ、雑。
シュガーポップムーン : (きょろきょろ) ?
コリン : いーのかよ、こんなんで……?
テーブルの上にここの持ち主と思われる人物の書き置きがある。
『たまに来ます。お金は箱の中に入れておいてください。』
……。
ハーヴィ : ≪性善説だけで成り立ってる……≫
シュガーポップムーン : 無人店……!
機工の類を修理する機材が一通り揃っている。
『有料貸し出し中です✌』
機工やそれに類するもののエネルギー補給機材が一通り揃っている。魔力で稼働するタイプにも対応しているようだ。
『4Lでバイキング形式です✌』
コリン : 雪山から……?
ハーヴィ : ≪え なんでマナ補給用の資材もあるの。すごいな≫
シュガーポップムーン : あっ!色々できるかも、かも!あとは……
シュガーポップムーン : ?(火炎放射器を見た。火炎放射器!?)
コリン : そんなものメニュー表に書いちゃダメだろ(火炎放射器)
シュガーポップムーン : 売ってはいけないものがならんでます
書き置きがある。
『リーンでは売ってはいけませんと言われました。』
……。
ハーヴィ : ≪なんで火炎放射器を……?≫
コリン : 正直だよな。
シュガーポップムーン : 補給機……
ハーヴィ : ≪正直すぎて怖い。≫
コリン : ま、何にせよここで道具も借りれるし補給も出来るらしいぜ!
ハーヴィ : ≪うん! ここがあるなら安心出来るね!≫
シュガーポップムーン : うんっ!ここならずーっと暮らせていける、ってこと、かも!
シュガーポップムーン : (やったー、と、メモ書きの✌に✌を返しておいた。)
コリン : ん!補給の心配とかしなくて良いの安心だな!
ハーヴィ : (陽気なメモ書きにいいのか?これで…と思いつつも。)≪バルドラって街もそこそこ距離がありそうだし、近場でこれだけ設備があれば上出来。 お店の人たまに来るみたいだし、会ったらお礼言っとこっと≫
コリン : シュガーみたいにメモ書きに書き足せば良いんじゃね?
コリン : (自分も勝手に「サンキュー」と書き足した。)
シュガーポップムーン : うんっ! でもでも、直接会って、ありがとう、って言ってみたいなっ
ハーヴィ : ≪なるほど…≫
コリン : ん、確かに。直接会って言うのも大事だな。
ハーヴィ : (ひとまずは、『補給機うれしいです ありがとう!』と書いておいた。)
ハーヴィ : ≪あとは直接ね。≫
シュガーポップムーン : ここも広いから……おおきめのものも整備、できるかも?
コリン : 横になれるとこもある。
ハーヴィ : ≪おおきめのもの……。確かに。ガレージだもんね。≫
ハーヴィ : ≪ほんとだ。 人型にもやさしい≫
シュガーポップムーン : えへへ~ これは~……いたれりつくせり、ですっ!
ハーヴィ : ≪うん、いいとこ見付けたね。≫
シュガーポップムーン : うんっ!
コリン : ん!二人にとって良いとこで良かった!
ハーヴィ : ン!
ハーヴィ : ≪そういえば、さっきもう一本道なかった?≫
コリン : えっマジで?
シュガーポップムーン : もう一本?
コリン : 全然気づいてなかった……、そっちも行こうぜ!
ハーヴィ : ≪ほら、ここ!≫
コリン : あ、こっちの事か!
シュガーポップムーン : こっち?
シュガーポップムーン : わっ
コリン : こっちも広い!
シュガーポップムーン : ひろ~いっ!
シュガーポップムーン : わわっ
ハーヴィ : !!
コリン : よしっ!
ハーヴィ : (アスレチックが置いてある。上手くいった友人の姿に目を輝かせ)≪オレもやりたい!≫
コリン : (ぴょんぴょんと跳ねて、アスレチックを移り渡った。最後は軽やかに着地。)
ジャンプして足場に飛び移るアスレチックのようだ。
アスレチックチャレンジ!
目標値:12 <= 3d + 敏捷補正 + アクロバット
達成値:17([1,5,2]+9)
判定に成功しました
ハーヴィ : (にぱ……!)
……上手くいった!
シュガーポップムーン : わ~っ!(ぱちぱち!コリンに向かって拍手だ。)
ハーヴィ : ♪
コリン : 流石ハーヴィ!
シュガーポップムーン : (それからもう一人、アスレチックに向かったハーヴィが渡り終えたならまた拍手して)
ハーヴィ : (いつもの調子で足場から足場へ)
ハーヴィ : ≪ワイヤーの上より簡単!≫
シュガーポップムーン : こんな公演もあったんですね~っ
シュガーポップムーン : えいっ
シュガーポップムーン : (いつも通り、脚先でとんとんと跳ねて進んでいく。)
シュガーポップムーン : じゃじゃーん!(と着地。)
シュガーポップムーンは、ヤムヤムちゃんを使った。
──────────!!
コリン : シュガーも流石!かっこいいぜ!(二人にぱちぱち)
ハーヴィは、ぬいぐるみを使った。
ふわ…
シュガーポップムーン : (ヤムヤムちゃんもポーズした。そして戻っていった。)
ハーヴィ : (ふわふわもハーヴィの手に動かされて短いおててで拍手。 ふわ~)
コリン : (二人へ拍手。)
シュガーポップムーン : えへへ~っ
シュガーポップムーン : ここでのんびりピクニックもできちゃうねっ
コリン : お弁当とか持ってきたり、移動販売のやつ買って持ってきたりするのも良いよな!
ハーヴィ : ≪うん。裏庭もいいけどこっちも気に入った!≫
ハーヴィ : (と、白くて大きな壁が目に入り)
ウォールペイントのために用意された白い壁だ。
今はまだなにも描かれていない。
コリン : なんだこれ?しきり?
シュガーポップムーン : (壁に近付いて見上げて)
シュガーポップムーン : まっしろ…
コリン : (ぺたぺたと壁に触ってみる。特に何もない……。)
ハーヴィ : ≪壁……≫ (小さな張り紙が壁の端にあるのに気が付く。要約すると『絵を描きたい人を募集中』といった内容。)
コリン : ん、何かあった?
ハーヴィ : ≪もしかしてここ≫ ≪絵 描いていいのかも≫
シュガーポップムーン : (ひょこ、と二人の間から覗いて)
コリン : 壁に……!?
シュガーポップムーン : 絵…… この壁、ぜんぶ描いていい場所……!?
ハーヴィ : (よく見れば、壁の白はペンキの色。その下にうっすらと前の絵の跡が見えるかもしれない。)
コリン : ん、でも石に描いていいなら、確かに壁にも描いていいのか……!?
シュガーポップムーン : おっき~い!キャンバス!ですっ!
ハーヴィ : ……!
ハーヴィ : ≪ね、前にメセムんとこで絵描いた時にさ、おっきいところに描きたいって言ったんだ! ポップは覚えてる?≫
ハーヴィ : ≪それ、できるかも!≫
コリン : !!
コリン : じゃあぴったりじゃん!!
シュガーポップムーン : うんっ!これだけ大きかったら、ワイヤーでぐわ~っておえかき、できちゃいそうっ!
コリン : ワイヤーで……!かっけぇ~!
ハーヴィ : ≪……できる! あっちの上からこっちの端まで!≫
シュガーポップムーン : わ~っ!
コリン : この壁一面、全部ハーヴィの絵で埋まるのか……!
ハーヴィ : ≪すっごい……!≫
コリン : 面白そうだし、絶対楽しいじゃん!おれも見てみたい!
ハーヴィ : ≪うん! やる時はみんなに見てもらいながらにするから!≫
シュガーポップムーン : うんっ!みたいみたいっ!
コリン : すっげえ見たい!ありがとなっ!
ハーヴィ : ≪えへへ…… 何描こうかな……≫
シュガーポップムーン : (白い壁を眺めながら歩いて、二人の姿を振り返って)
コリン : この白い壁がハーヴィの色になっていくってことだよなー……(少し後ろに下がって、壁一面が見えるように。)
シュガーポップムーン : (コリンの言葉にもう一度壁を見上げた。)
ハーヴィ : (見上げるほどの壁だ。そしてそれが公園の端から端まで。)
ハーヴィ : (心が躍り、そわそわと身体が揺れて。)
ハーヴィ : ≪……よし、何にするか決めた。≫
コリン : お、もう決まったのか?
シュガーポップムーン : ?(端末に浮かんだ文字を覗き込んで)
シュガーポップムーン : どんな絵にするのっ?
ハーヴィ : ≪えへへ、まだ秘密。出来上がってからのお楽しみ!≫
ハーヴィ : ≪それにほら、オレの絵はその時のノリだから。こうしたいって思っても出来上がる時には違うものになっちゃってるかも。≫
シュガーポップムーン : おたのしみっ……!
シュガーポップムーン : うんっ!じゃあ、そのときにいっぱい見せてね、ハーヴィっ!
コリン : ん、分かった。ちょっと……、いやすっげえ気になるけど、
コリン : でもハーヴィの好きに描いてほしいから、楽しみに待ってるな!
ハーヴィ : (ちいさく笑い) ≪楽しみがまた増えちゃったね!≫
シュガーポップムーン : ふふふっ
コリン : へへっ、楽しみはいくつあってもいーからな!
シュガーポップムーン : うんうんっ!
ハーヴィ : ン!
ハーヴィ : (伸びをして)≪大体全部見て回れたかな~!≫
シュガーポップムーン : かな?かもっ!
シュガーポップムーン : いろんなもの、たくさんあったね~っ
コリン : いっぱい色んなのあったな!
ハーヴィ : ≪うん!おいしいのから楽しいのまでいっぱいあった!≫
コリン : 裏庭とプールは知ってたけど、それ以外にもいっぱい色んなのあった!
シュガーポップムーン : ふふっ じゃあじゃあ、お菓子もたくさんもったままだし、そろそろ戻ろっか?
ハーヴィ : ≪うん、帰って食べよ。≫
コリン : だな。結構歩いたし、またお腹すいてきたし。
コリン : ただいま!
シュガーポップムーン : ただいま~っ!
シュガーポップムーン : (買って来たお菓子を纏めて机に落ち着かせて)
シュガーポップムーン : (ぽすん!先にベッドに入った。)
ハーヴィ : ン!(≪ただいま!≫をしたあと同じようにお菓子を置いて。)
コリン : (自分もお菓子を机に置いた。)
コリン : (一緒に帽子も置いてきて、ぽすん!)
シュガーポップムーン : また明日からもたのしみ、ですっ!(狭い寝台に、ぎゅうぎゅうになって笑う。)
ハーヴィ : (ジャケットを脱ぐ。場所が変わっても、いつものように。)
ハーヴィ : (ぽす!先客がいて狭くなったそれを更に狭くさせて、それなのにとても嬉しそうに笑う。)
コリン : (ぎゅうー。落ちないようにちょっと調整しつつ)
シュガーポップムーン : えへへ~ 今日もありがとうと、おやすみなさいっ!ハーヴィ、コリン、(と、少女は囁いて。瞼を閉じる。)
コリン : へへへ(嬉しそうに微笑んで、ぬくぬくになった。)
コリン : ん、おやすみ。シュガー、ハーヴィ。
ハーヴィ : ン~、
コリン : 今日、すっげえ楽しかった!
ハーヴィ : (今日はたくさん食べて補給をしたから。寝る前に。)
ハーヴィ : 二人とも おやすみ また明日!
コリン : 、 うん!おやすみ!
ハーヴィ : (それでも喋れば相応の負担、だから伝えたい事を選んで、大事に、ひとつずつ。)
ハーヴィ : (これは、とても大事な言葉。)
シュガーポップムーン : また、あした、(嬉しそうに二人に寄り添う。その後はゆっくりと休息に入っていくことだろう。)
コリン : また、明日。楽しみがいっぱいだな……。
コリン : (ぬくもりに包まれて、楽しくって上がっていた心拍音もゆったりとしたものへ変わっていく。)
ハーヴィ : ン、(届ける声はまたいつものように閉ざされて。けれど三人分の温もりが、そのちいさな寂しさも優しく暖めてくれる。)
ハーヴィ : (また明日。何度でも訪れる明日を想いながら、青年もまた眠りに落ちる。)
コリン : (やがて心臓の音よりも、小さな寝息の方が大きくなった。きっと夢の中でも、明日のことを夢想している。三人一緒で"楽しい"ことを。)