top of page

LOGS

フローティス邸にて

更新日:2024年2月7日


ree

装備によってエフェクトを得るものがあります。

何と交換する?

これにしますか?

何と交換する?

[レインコート] を手に入れた。

ハーヴィが[胴部]に[レインコート]を装備しました。


ドニ : (黙々と作業している。視界の端に姿が映れば、顔を上げて。何とはなしに見送った)


ドニは[勤務中]になった


ハーヴィ : (ごそごそと着込み、それが終われば。またぱたぱたと駆けていくだろう。すれ違いざま、ちいさく頭を下げた。)

ハーヴィ : (ちょっと手を振って出ていくだろう)


ハーヴィが[胴部]の装備を解除しました。

ハーヴィが[胴部]に[レインコート]を装備しました。


ハーヴィ : (今日のハリボテ裏は、雨に降られて。いつもの寝床も濡れている。)

ハーヴィ : (自分は別にいいんだけれど。)

ハーヴィ : (「こんな所で寝たらふわふわがべちゃべちゃになってしまう……!!!!」)

ハーヴィ : (とのことで、今日の寝床を探さねばならない。)

ハーヴィ : (「ふわふわはオレが守る……!」)



ハーヴィ : ン、(小さく声を上げ、道の向こうからやってくる人物に気が付く。)

ジレイ : む!!!!!!!!!!!

ジレイ : 貴様2049ではないか

ジレイ : (傘の下 ずぶ濡れのあなたにそう声をかけた)

ハーヴィ : ≪RW201。勤務中か? お疲れ様≫

ハーヴィ : (いちおうレインコートは着ている、のだが。この雨ではあまり意味を成さないようで。しかし気にする様子もなく。)

ジレイ : ああ そういう貴様も勤務中か

ジレイ : (相変わらずの振舞いだ イミテイターらしい 情緒のない……)

ハーヴィ : ≪ああ、そうだが。雨で濡れている人間 様がいてはよくない。≫

ハーヴィ : (文字盤に映される、人間と様の間のわずかな隙間。しかしその持ち主は相変わらずの無表情。)


ジレイ : 相変わらず勤勉なイミテイターだ 好ましいぞ

ジレイ : しかし俺も見て回っていたが(男は基本的に起きている間は町の中を延々とぐるぐるしている)人間様の気配はなかったようだぞ

ハーヴィ : ≪好ましいというのは、つまり評価に値するということだろうか。それならばありがとう。≫

ハーヴィ : ≪……そうか。とはいえわたしの業務はまだ終了していない。いないからといってやめていい訳ではないので≫

ジレイ : うむ 0%というものは基本的に人間様にはありえない

ハーヴィ : (首肯。従順に。)

ジレイ : そして、次の問いだが そうだな 俺のいう好ましいという言葉はそういう意味だ

ジレイ : 貴様は俺からの評価に値する いい子だ(突如ちかづいて 頭をガシガシと撫でてやった きっと拒否する隙も無いまま)

ハーヴィ : <だろうな。むしろそれ以外の理由があるとすれば教えてもらいたいものだ。≫

ハーヴィ : (一瞬、困ったような顔をした、ような。)

ハーヴィ : (がしがし揺れながら胸元から外した端末に、≪感謝する≫と短い文字。≫

ジレイ : (ぱちぱちと瞬いて)

ハーヴィ : ≪何か。≫ (顔を上げれば、いつも通り。あなたとはじめて会った時のまま、)(雨に濡れることに顔色も変えず。)


ジレイ : (わずか腰を折り曲げ じ と見つめて)

ハーヴィ : …………。

ジレイ : 嫌か?(真意をよませぬ声色でそう訊ねた)

ハーヴィ : ≪質問の意図が分からない。何に対しての。≫

ハーヴィ : (即答。)

ハーヴィ : (まるで最初からそう答えると決めていたかのように。)

ジレイ : わからんが ただ

ジレイ : ……いや 俺の勘違いだったようだ

ハーヴィ : ≪そうか。ならば良いのだが。≫


ハーヴィ : (言って、首の付け根 ──人形じみた隙間のある場所──を触り。)

ハーヴィ : ≪失礼。先程の衝撃で接続部に異常がないかの確認を。≫

ハーヴィ : (あなたの疑問の答えはそれであると言いたげに、訊かれてもいないのに。)

ジレイ : む! それはそれはすまなかった 今後は優しく触れるとしよう

ハーヴィ : ≪構わない。MA型の関節部には多少の留意を頂けると有難い。≫

ハーヴィ : (どこまでも、その文字に、表情に温度はない。)

ジレイ : わかった では励みたまえ(短く別れの挨拶を告げると 自信を感じさせる歩幅ですたすたと歩いて行った)

ジレイ : 期待しているぞ

ハーヴィ : ≪ああ。それでは。≫(敬礼。初めて会った時と同じ姿勢。)

ジレイ : (振り向かずひらと手を振った 水たまりを弾く音が遠ざかり)

ジレイ : (残るはあなたひとり)


ハーヴィ : ……。

ハーヴィ : …………。

ミカヅキ : (人を背負って歩いている)

ハーヴィ : (フー、と大きくため息をついたところに、また人影──)

コリン : お、ハーヴィ。よっ(ゼータを背負うミカヅキに傘をさしている)

ハーヴィ : ン! ……?

Z : (背負われているガキ…)

Z : (酒気が雨に交じっている…)

コリン : ゼータが酒場で酔って寝ちゃってさ……。ミカヅキにゼータを家まで送ってもらってんの。

ハーヴィ : ≪コリン。ゼータ、どうかした?≫(近付けば、胸元の端末にはそんな文字)

ハーヴィ : ……

ハーヴィ : ≪酔った?≫

コリン : うん、エール飲んで。


ミカヅキ : 酔っ払いの運送中(雑な説明)ガキが意地張って飲むからこうなる

コリン : おれは一口でやめたけど、ゼータは2杯ぐらい飲んでたもんな……。

Z : よ…ってな……にゃ……

ハーヴィ : ≪ええ……≫ ≪ダメだろ、酒は……≫

ミカヅキ : だいぶ飲んでたな。終わってる

ハーヴィ : ≪でも怪我とかじゃなくてよか≫

ハーヴィ : ≪止めてあげてよ……≫

ミカヅキ : 自己責任じゃないか?

コリン : ゼータが大丈夫っていうから、大丈夫なのかと思って……ね。


ハーヴィ : (はっ、と気付き、)≪とりあえず寝かせてあげよう?≫ ≪オレも入っていい?≫

ミカヅキ : 良いんじゃないか

コリン : うん、もちろん。ゼータのこと心配してくれてるんだろ?

ハーヴィ : (こくこく!肯定。)

Z : (いいよ、ということなのか手を動かした)


アルト : (エムを転がしアルト)

アルト : はよ転がれ。

エムトハ : あああ~~~”(IN)

ハーヴィ : ……!!!!?

アルト : ん。2049じゃん。雨だから気をつけろよ。


アルト : あ?あいつどこいった?

ハーヴィ : (絶句)(震える手で手を振った)

アルト : ?



ミカヅキ : (背中の方にタオルを投げつけといた)

アルト : エム。おい。

コリン : いつもゼータどこで寝てるんだ……?

ハーヴィ : (いた!さっきまで転がされてた奴が!)

アルト : 勝手に転がるな。


エムトハは、タオルを使った。

エムトハはタオルを使用した。

エムトハは[濡れ]でなくなった


Z : んん……

エムトハ : 我が終着点ここだもん。

ミカヅキ : 部屋どっち

アルト : 俺よりいい場所に住んどる。

Z : どこでもいい……すきなとこ……

エムトハ : 貴様もこの廊下に住まわせてやっても良いのだぞ

アルト : サッカーボールにするぞ。

ミカヅキ : なら外に放り出すぞ

Z : うぇ

コリン : じゃあさっきのでけぇ部屋で良いんじゃね

Z : そとや……

ミカヅキ : じゃあそっち

Z : ぁぃ

エムトハ : 私もデカい部屋にしようと思ってた~~~

アルト : なんなだよ。行って来い。

ハーヴィ : (ハッ! 転がされてた同族にビビっている場合ではないのだ。)


エムトハ : 人んちのデカい部屋でくつろいでやるのである!!!

アルト : つか、ココお前の家なんか?エム。

アルト : やばすぎる。

ミカヅキ : フン、世話の焼けるガキが……(ガキを強調)

コリン : ミカヅキもありがとな。

Z : ん……がきじゃない……

ハーヴィ : (ひょこ、顔を出し)

コリン : おれらをガキ扱いするのはヤな奴だけど……

Z : あいあと……

コリン : ヤな奴ってだけでもなさそうだ。

ミカヅキ : 自己管理出来ないのはガキ(年上マウント)

ハーヴィ : ≪ゼータ、大丈夫そう?≫(と端末を手で持って見せている)

コリン : だってさ、ゼータ。気をつけろよ。

ミカヅキ : 寝れば治るんじゃないかな

Z : うぐ……

コリン : ん、大丈夫。今ちょっとふにゃふにゃしてっけど……。

Z : だいじょう、ぶ……へーき……

ミカヅキ : まあ俺はホテルの方に戻る。また今度な(手をひら~っとした)

コリン : おう、またな。

Z : またね……

ハーヴィ : ≪ならよかった≫(と、出ていくあなたに気付いて、避ける)


Z : んぁ~……(ごろん…)


エムトハは、タオルを使った。

エムトハはタオルを使用した。

エムトハは[汚れ]でなくなった


Z : (溶けた)

コリン : あ、そういえばゼータ。また今度、洗濯ができる機械とか作ってくれよ。(寝ようとしてる人間に話しかけるな)

シャノア : あの~マスター?

Z : ん?ん……せんたくね……りょーかい……

ハーヴィ : (いっぱい入ってきた……。ちょっとびっくりする。)

アルト : (案内完了~)

Z : んん……(溶けている…)

コリン : うん!眠ろうとしてるとこ悪いけど、また今度よろしくな。


シャノア : うわ……………

Z : ぁぃ……

コリン : お、シャノアだ。

Z : (ほんのり酒臭い)

エムトハ : ううむ、人間がこの様に寝転がってもずっと有り余る巨大なる寝具。

シャノア : さけくさい…………コリン様、もしかして…………

コリン : うん、エールを2、3杯くらい飲んでた。

Z : んー……

シャノア : なんで止めないんですか……………………

ハーヴィ : (街の外と、中で一度ずつ見かけた少女の姿のイミテイター。ここに住んでいたのか、とひとつ納得。)

Z : (エムトハを抱き枕にした)

ハーヴィ : ≪それオレもさっき言った≫

エムトハ : がああーーー

コリン : だってゼータが大丈夫だって言ってたから……。

エムトハ : (おさまる)

シャノア : そうですよねえ……(ふりかえって頷く)


コリン : 天才技師だし、そのくらい大丈夫かなって。

アルト : 技師とアルコール耐性は関係無いと思うけどなぁ。

シャノア : 大丈夫じゃないですよ。まだ13ですよ…………?

ハーヴィ : ≪さっきの人は自己責任って言ってたけど、絶対違うと思う。≫

ハーヴィ : (13歳、の言葉にうんうん頷く。)

コリン : まだじゃないっ、もう13歳だし。大丈夫って言ったら大丈夫なんだ、って思うだろ!

シャノア : いいえ…………………

アルト : 身体が未成熟の場合のアルコール接種は、背丈が伸びなくなるぜ。

コリン : えっ

ハーヴィ : ≪でもオレより年上ならまあ…… いいのかな? どう思う?≫

アルト : コレは結構マジです。

コリン : じゃあ今度からは止める……。

アルト : そうしな。

Z : …………(ぐわんぐわんする視界をうっすらとみやり、ぼやっと声を聞いている…)

ハーヴィ : ≪煙草と酒は大人になってからじゃないとダメなんだってさ。≫

コリン : おれとゼータは、あのミカヅキって奴の背も越してやらないといけないからな

エムトハ : ふむ。人間は不自由なものだな……

アルト : そうか。じゃぁミカヅキ?の背丈追い抜かしたら沢山のみなぁ。

コリン : ああ!そうする!

コリン : (果たして何年後の話なのか……)

アルト : その時は奢ってやるよ(何年後の話かなぁ)

Z : (OK、のハンドサインを出した)

アルト : (OKのサインを返した)

Z : (ぽふ)(戻る…)


ハーヴィ : ≪オレ酒場で食べたいものいっぱいある。一緒に行こうね≫(などと、暢気に文字が並ぶ。)

シャノア : ともかく気をつけてくださいね…………発達途中の身体には毒性が強いものです。

コリン : うん、一緒に行こうな、ハーヴィ!

Z : ぁぃ…………

アルト : あ?名前もう2049じゃなくていいの?

ハーヴィ : (にま~、と笑みを返し。)

ハーヴィ : ≪うん、今日はちょうど、その話しようかなって思って。ゼータとアルトの事探してた。≫

コリン : うん、昨日名前教えてもらったからな。

ハーヴィ : ≪……けど、ゼータは文字読ませたら吐きそうだしまた今度。≫

アルト : あぁ、探させて悪かったな。ハーヴィ。ようやく噛みそうな名前言わなくて良くなるぜ。

シャノア : ……そういえば、あなたはこの間外であった……

ハーヴィ : ≪あ、思い出した? この間は邪魔してごめんね。≫(先日よりずいぶんと砕けた口調の文字が端末に表示され。)

シャノア : それは全然いいんだけど……ハーヴィっていうんだ。

Z : (良い名前だ、と中空に光る文字を浮かべた。会話の声だけで何となく判別してのことだが)


アルトは、タオルを使った。

アルトはタオルを使用した。

アルトは[濡れ]でなくなった


ハーヴィ : (こくこく、頷き。)≪RB2049-MA。あざなはグレイ。 ”グレイ” ハーヴィ。≫ ≪よろしくね。≫


コリンは[ぽかぽか]になった


ハーヴィ : ≪アルトも! 改めてよろしく。≫

シャノア : 私のことはシャノアと。よろしくおねがいします。

コリン : シャノアも座ったら?ゼータも今なら起きないよ。

アルト : おうよ。よろしくな。ハーヴィ。蟠りもとけたならよかったよ(コリンとハーヴィ両名の方に顔を向けて)

シャノア : まあ暫く起きないでしょうね……そっちの丸い子はなんでいるのか知らないけど…

Z : (ぐて……)

ハーヴィ : (少女の名を聞いて、笑みをひとつ。)≪よろしく、シャノア。≫ (座ったのを見れば、やはり嬉しそう。)

アルト : 水と糖分取らせておけよ。ゼータに。

ハーヴィ : ≪二日酔い対策 …… だっけ?≫

コリン : わだかまり?あー……、(ハーヴィとアルトの顔を見る。既にハーヴィの名前を知っていた様子を見るに、相談でもしてたのかな。と想像し)

アルト : まぁ、そんな感じ。アルコールの分解を早めるために糖を使うからな。

コリン : うん、もう大丈夫。ハーヴィは友達だからな。

ハーヴィ : ≪仲直りしたんだ。≫ (やっぱり何を言われても嬉しそうなのだ。)

エムトハ : 成る程……(ポーションをゼータの口の中に注入しておこうとした)

Z : むぐ(注入された…)

コリン : 対策もサンキュ。あー(ポーション流し込みエムトハにあーした)

アルト : そう。仲直りしたなら良いわ。よかったな。ふたりとも……ぁーぁー。


Zは、ポーションを使った。

Zは6回復した。  ([3]+3)


シャノア : 吐き戻さない程度にしてくださいね……

エムトハ : よくごくごくするがいい。よーしよし。

ハーヴィ : ≪ちょっとずつにしてくれよ。むせちゃうから。≫

アルト : 眠ったまま飲ませると気道………。…

Z : (赤子じゃないんだが…?という目で見たが大人しくされるがままとなった…)

コリン : まだちょっと起きてるみたいだし、大丈夫そう、か……?

Z : (ギリセーフ)

エムトハ : ……人間って……大変だなッ……

コリン : エムトハ、気をつけてくれよー。

アルト : (気道に入ると危ないじゃないか?と思いつつ。まぁ誰かが言うだろ)

ハーヴィ : ≪危ない橋渡ってそう。≫

エムトハ : かーっ。私も色々なことを気にされる側になりたいぞッ……。

Z : (人間、大変……そうなのだ……やはりイミテイターに……)


アルトは、オレンジジュースを使った。

甘酸っぱい……!

アルトは4回復した。  ([1]+3)


コリン : エムトハどのあたりに気をつけたら良いんだ……?錆とか……?

アルト : 泥じゃね?

Z : (気にされる側は気にされる側で不甲斐ないのだった…僕は気にする側なんだが~!?という思考も酔いに溶ける…)

エムトハ : マナ量……機嫌……気分……思想……

Z : (こねる)

エムトハ : ヌアア”

ハーヴィ : ≪思ったより俗っぽい心配求めてるな≫

アルト : エムっぽいけどなぁ

ハーヴィ : ≪そうとも言う。≫

コリン : マナ量は自分で補給できないのか?

コリン : なら気を付けとくけど……。

エムトハ : 私のことをわかっているのならいいとする……

エムトハ : 全然出来るし普段ずっとそうしてる。

コリン : 出来るのかよ

アルト : 自立型だしな

シャノア : 大体のイミテイターは自分で補給できるはずですよ

ハーヴィ : ≪じゃあほぼわがままじゃん。≫

エムトハ : イミテイターだって我儘、否、その身で通してきた誠実さの対価を受け取っても良いはずである……


Z : (そうだ、エムトハはえらいのだ…まあほとんどの自律型イミテイターは自分で補給できるようにできているが…)

シャノア : まあ確かに思想は強いかも…………

コリン : 人に補給されるとの、自分で補給されるのって、気分的には違うもんなのか……。

アルト : 自炊するか外食するかみてーなもんだろ。

コリン : ああ!分かりやすいな、それ。

アルト : だろ?

エムトハ : 違う きっと違う 味わっていきたい……

アルト : 俺が補給してやろうか?

ハーヴィ : ≪どうなんだろう。オレは……想像すると、人に食べさせてもらうみたいでなんかイヤ……。≫

コリン : ふーん?ハーヴィはヤか……。この辺りはイミテイターによるのかもな。

ハーヴィ : ≪あとオレはコネクターで補給するより普通にご飯食べたい。≫

アルト : 個体差が激しいしな。

エムトハ : ウーーーン…… アルトはウーン……ジャボジャボッて補給してこない?

シャノア : ……うーん。まあ、管理権限者以外においそれと基部を露出するのは……普通に無防備ですからね。

ハーヴィ : (こくこく)


アルト : エム、俺との仲だろ?安心しろって。

エムトハ : ああ~ダメだ~ここに私が求めていたものはなかった

アルト : おいてめぇ。

コリン : 心臓みたいなもんか……。

アルト : ま、今度補給してやるよエム。覚えておけ。

コリン : じゃあシャノアとハーヴィには普通にご飯を一緒に食べた方が良いんだな。覚えとくよ。

エムトハ : ああ~私の追い求めていない現実が追い掛けてくる~

ハーヴィ : ≪死刑宣告か?≫

コリン : エムトハがしてほしいって言ってたのにな……。難しい奴。

シャノア : 経口補給は可能ですので、コミュニケーションの一環としてならそれが望ましいと考えます。

アルト : 全くだ。俺はこんなに優しいのに。

エムトハ : 私もご飯食べたい……一日三食、主食主催副菜デザートが欲しい

アルト : あまえんな。

コリン : 無理いうな

ハーヴィ : ! ≪うん、オレご飯食べたい。ずっと我慢してたし……。≫

エムトハ : おのれェ……

ハーヴィ : ≪すごい贅沢言うな≫


シャノア : エムトハって

シャノア : 経口摂取できるんですか?

コリン : さっきしてたぞ。

アルト : (エムにトマトを押し付けた)

シャノア : そうなんだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ハーヴィ : ≪そうなのか……。≫

コリン : クッキーあげたら、なんか鉄と粘土のとこに押し込んで、もにゃ~って

ハーヴィ : (知らんかった、なかまのひみつ。世の中まだまだ広い、と思ったり思わなかったり。)

コリン : (エムトハを指さす。今アルトがトマトをあげている所らしい。)

アルト : (ぐいぐい)

Z : (抱えてはいるがなんかいい感じに渡すことはできる)

エムトハ : 私は自己改造によって経口摂取機能を獲得した高度なイミテイターであり、(トマトを受け取る。……ちょっと大きめに隙間が開き、トマトをその中に差し入れ あ~ぐいぐいくる)

アルト : へぇ。


アルト : この口に手ぇ突っ込んだらどうなるん?

シャノア : うわっほんとだ

ハーヴィ : ≪すごい。≫

エムトハ : この様に喰らうことが出来る……(取り込みながら音声が響く)

アルト : へぇ。すっげ……。

エムトハ : 人間の味は我が味覚センサがどう反応するかがわかる。


アルトは、サードアイを使った。

サードアイがうごめいた。

アルトは[観察]でなくなった


ハーヴィ : ≪アルト、だめだ。食うとか言い出し≫ ≪ほらね≫

コリン : 危なさそう。

アルト : 腕一本の価値あるかどうかはわからんな。流石に。

アルト : (トマトを押し付けて戻ってきた)

コリン : 自分で改造してあれが出来るってのはすごいことだよな。

アルト : エムってあんなんだけど、高度なイミテイターだよな。

エムトハ : うーむ酸味、甘味……

シャノア : そもそも自己改造出来るというのが珍しいと思うんですけど……まあ、そうですね。見た目によらないというか。

エムトハ : 褒めよ。讃えよ。我が改造を。そしてイミテイターの権利を促進させ……改善を繰り返し……

ハーヴィ : (こくり、頷く。)≪オレたちMA型は結構改良とか色々頑張って再現したらしいから。自分でやるのはすごい、≫ ≪んじゃないか?≫

シャノア : 思想~……

アルト : まぁ、思考がかなり作り手に影響されてるけどなぁ。エムは。

ハーヴィ : ≪もうちょっと言い方をな?≫


シャノア : そもそも本来の役割を逸脱しないように、学習度にリミッタがあるケースもありますから。

シャノア : まあ、良くも悪くも好き勝手してますね……

コリン : そういう場合もあるのか……。

ハーヴィ : ≪製造会社とその機体のコンセプト次第、かな。≫

アルト : (泥太郎を抱えた)

コリン : でも、エムトハはそれで街とか他の人とか傷つけてるわけでもねーしな。

エムトハ : しかし我々はより善くなることが出来る、可能性が……故に あ~泥太郎

アルト : エムの何よりもアレなところは思考よりも、物に対する愛着と接し方が恐ろしく人間にちけ~ってところじゃね?

アルト : (泥太郎を撫でておいた)

ハーヴィ : ≪まあ、思想は強いけど。≫ ≪エムトハが言いたい事はちょっと分かるよ。≫ ≪この間会った時よりは。≫

コリン : エムトハの好きにしたら良いと思うよ。やってほしいこと全部は叶えられねえけど。

エムトハ : わかるか?そうか?そうだろう。よいことである。人間に近いか?そうか?そうか……

アルト : (泥太郎を元の位置に戻し)


エムトハ : 95%は叶えてもらいたい所であるな……

コリン : それは無理かも。

ハーヴィ : ≪わかる。でも記録には残さないで? RW201に閲覧されたら怖い。≫(名指し)

アルト : RW201?

アルト : ジレイか。

コリン : なんだっけ……、聞いたことあるんだけど……、あ、そいつか。

エムトハ : 94%にしておくか……

シャノア : はい。

アルト : ジレイもまぁ、可愛いやつだろ。

コリン : 50%にしとけ。

ハーヴィ : ≪あの、背の高い視察の ──そう。ジレイっていうのか。≫

Z : ん……(少し身体を起こした)

ハーヴィ : ≪あの人怖いよ。バレたらバラされる。≫

コリン : え!

シャノア : 通称ですね。その方が呼びやすいという事が多いので……

アルト : そうか?でもアイツも恐いっていう感情あるからいいんじゃねーの。別に。

コリン : じゃあ絶対バレないようにする……!!ハーヴィを解体されてたまるか!

アルト : まぁ、じゃぁ、バレ内容に頑張るか。


エムトハ : ヌア~(傾く)

コリン : おれはちょっとしか会ったことないんだよな。すぐゼータと一緒にどっか行っちゃったし

Z : そんなことは、ない、と思うけど……軍部にレポートを送信するだけで……

コリン : そういえば、あの時ゼータとどういう話をしてたのか聞きそびれてた……。

エムトハ : いざとなれば数の有利を生かすのだ!結束せよ!そして抗うのである

ハーヴィ : ≪あの人の前でだけはオレ、『2049』だから。 名前は呼ばれてもいいけど、前みたいに『知らない』『回答しない』しか言わないから。≫

アルト : おっけー。

コリン : ん、分かった。そうじゃないとバレちゃうもんな。

Z : ……本人に、そういう権限はない、ハズだ……あー…

ハーヴィ : ≪その軍部にレポート送られるのが≫ ≪イ ヤ な の !≫(遠くのゼータにも見えるデカフォント)

ハーヴィ : ≪いざとなったら抗うか……。 エムトハ、手伝ってくれる?≫

シャノア : 随分面倒な関係になってますね……

コリン : おれも手伝うよ。

アルト : 複雑な関係図だ。

Z : あの時は結局僕が理不尽だと怒って、それで…その、ジレイにはどうする権限もない、政府の決定は絶対だと再確認を…ぁー…

エムトハ : よかろう!私はイミテイターの権利を主張し守る!軍部に好きにはさせぬ……今こそ蜂起の時!

Z : フフ……まあ……そっか、そうだな……抗うかいざとなれば……

ハーヴィ : ≪今じゃない、バベルの前に壊されるぞ。≫

ハーヴィ : ≪ステイ、ステイだエムトハ。≫

シャノア : ……。

エムトハ : ヌン...

アルト : 忙しいねぇイミテイター諸君は…・・・。

Z : えらい。


Z : ジレイもジレイで、知らない土地に送られて…

コリン : それはおれも聞いた。ジレイは報告するだけだって言ってたから……。

ハーヴィ : ≪本当の事…… 言って分かってもらえればいいんだけど、≫

コリン : ジレイに文句言っても意味はないってさ。

Z : ちょっとは苦心してるのかもしれないね。

ハーヴィ : ≪……「期待してる」って言われたんだ。ジレイは『2049』に期待してる。≫

ハーヴィ : ≪嘘ついてたって言うのは怖いし、……申し訳ないなって≫

コリン : 苦心かぁ……。(あまり想像がつかなかった。堂々としていて、ハッキリとした物言い。)

Z : ……それは、模範的なイミテイターであってほしいからさ。

ハーヴィ : …… (苦心。その言葉に、少し俯き。)

ハーヴィ : (彼もなにか、あの表情の下に隠しているのだろうか。)


ハーヴィ : ≪オレは11年、模範的なフリ、してたよ。≫ ≪あの人の前ではずっとフリをしてるのと、ホントの事言うの、どっちがいいんだろう。≫

Z : 仮にも一世を風靡したファイザーの革命児だぜ。こんな僻地に送られて、レポートを書いて…廃棄同然の扱いだ、今となっては。

アルト : 安牌は暫くフリしてるのが良いとは思うけどな。心苦しいなら言っちまえば?

ハーヴィ : (フリ、ではあるが。事実2049は、ひたすら実直に労働に従事してきた。その事実は存在している。)

シャノア : ……案外、融通は効くんじゃないでしょうか。(ふと、ゼータの方を見ながらそうこぼす)

コリン : おれも、とりあえずは隠しておいた方が良いと思う。ハーヴィがイヤなら、壊されないよう味方するけどさ。

ハーヴィ : ……。(小さく吐息を漏らし、悩む。実に人間らしく。)

Z : ……難しい問だな。

ハーヴィ : ≪オレも、ただ嫌がるんじゃなくて…… 少し、考えてみる。≫

コリン : シャノア?(驚いたようにあなたを見る。)ジレイと話したりして、そう思ったの?

ハーヴィ : (同じように少女の方を向くだろう)


シャノア : もちろん、社会通念としての倫理に反していたり、形式上……いわゆる"筋"が通っていなければあのタイプは受け入れないでしょうが……

シャノア : ……そこまで極端に融通の利かないタイプではないと……推測します。ただ、これは断片的な情報からの判断であることを前提としてください。

ハーヴィ : ……(ゆっくりと、頷く。)

コリン : ふぅん……うん……、そっか……。

ハーヴィ : ≪イミテイターは、思考する。≫ ≪ジレイの稼働年数を考えたら、≫ ≪……話くらいなら、聞いてくれるかな。≫

シャノア : もしそういった判断余地を行えないのであれば、マスターのおこなったアップデートは拒否されているはずです。

コリン : アップデート?

Z : (頷く)まあ……真面目で、愛国心の強いやつではあるね。

Z : ああそう、僕が感情モジュールのアップデートをした。軍のやたら長い手続きは踏まされたけど、すんなり受け入れてくれたよ。

Z : あいつはああ見えて結構古いからね。

アルト : あぁ……それでね。

コリン : そっか。流石ゼータだな。

ハーヴィ : ≪そんなこと、≫ ≪してたのか……。≫ (それは、嫌悪や恐怖ではなく。ただ意外だとそう思ったから。)

エムトハ : より善くなったのであるな……何という……善きこと……

アルト : 善いことかは、わからんがな。


ハーヴィ : ≪けどゼータはすごいな。イミテイターのために色々してくれるし≫

アルト : ……ん(入り口近くから覗く風船に視線を向け。)シュガー。居るのか~?

Z : 悪いことじゃないと思う。旧型じみた快と不快だけで自律判断されても困るし。…

シュガーポップムーン : ふわっ(と、扉の方からの声。)

Z : 僕は技師だからこれくらいはね。

Z : ん……

アルト : 入ってこい。

シャノア : どうぞー。


シュガーポップムーンは[瓦礫に紛れる]でなくなった


ハーヴィ : ン、(声を出して。たぶんあなたを呼んだ。)

シュガーポップムーン : (ひょこ、と 扉から入って来る……。)

Z : (ベッドで半身を起こして緩く手を振った)

ハーヴィ : (小さく、両手で手を振った…)

エムトハ : (シャカシャカッて感じでごく小さく動いた)

シュガーポップムーン : みなさまおつかれさまですっ!今日は賑やかですね~っ!

アルト : おつかれさん。

シャノア : おつかれさま、シュガー。

ハーヴィ : ≪今の手振った感じ?≫(視界の端でシャカシャカ動いたエムトハへ)

ハーヴィ : ≪こんばんは、ポップ。お疲れ様≫

Z : ああ、おつかれさま。なんか…ここに集まってるな…なんでだっけ…(酒気による一時的な記憶混濁)

シュガーポップムーン : (手を振り返す。遠くの泥太郎にも振った。)


アルトは、サードアイを使った。

サードアイがうごめいた。

アルトは[観察]になった


ハーヴィ : ≪オレはゼータが酔っ払ったって聞いて心配になったから上がらせてもらった。≫(記憶混濁者へ文字を向け)

エムトハ : 振った…………………

シャノア : 席をどうぞ。私はマスターを診ておきます。

アルト : エムの送り。

ハーヴィ : ≪振ったのか。いいね、全身で感情表してて≫

Z : 酔っぱらってないけど……

シュガーポップムーン : ゼータさま、おつかれですか?(シャノアの発言からゼータとエムトハの方を見て)

シャノア : 血中濃度チェックをしてもいいですが…………

ハーヴィ : ≪シャノア、ゼータに事実を教えてやれ。数字でわからせちゃえ。≫

シュガーポップムーン : (ベッドの方を気に掛けつつも、どうぞと言われたので席に座った。すとん!)

Z : んや(軽く眩暈を覚えてそのままベッドに横になった)

アルト : ガキは酒飲ませないように見張っておきな。

シュガーポップムーン : あわ~ おさけ?ですか?

エムトハ : ンヤアー……(横ー)

ハーヴィ : (なとど会話に混ざるイミテイターの端末の文字は、先日まであなた──シュガーポップムーンと”会話”をしていたものとは幾分文体が違う。)

ハーヴィ : ≪なんか、酒場で飲んだんだってさ。≫

Z : ミカヅキとかいう旅人が…飲むから…

シュガーポップムーン : (文字が浮かぶ端末をじい~っと見つめる。視線はそのまま上に、2049──ハーヴィの顔にフォーカスして。)

ハーヴィ : ≪止めてくれなかったんだってさ。≫

アルト : 次からジュースにしておきな。

Z : うぐぅ……


ハーヴィ : (と、視線が文字ではなく己の顔に移っていることに気が付き、)

ハーヴィ : ≪あ、あの。皆にちょっとずつ言おうと思ってたんだけど、≫

シュガーポップムーン : ?(また文字へと視線が戻って、首を傾げる。)

ハーヴィ : ≪前までの話し方とか態度とか、もうやめようって思ってて……。≫  ≪今日は初めて、そうしてみてるところ。≫

ハーヴィ : (随分と経緯を端折っているが、この場の他の人々の事も考えれば、最低限。)


アルトは、オレンジを使った。

甘酸っぱい……!

アルトは5回復した。  ([2]+3)


アルト : (もぐもぐ)

シュガーポップムーン : やめる?ですか?

シュガーポップムーン : そうなんですね~っ!

ハーヴィ : (こくこく)

ハーヴィ : ≪名前も、今日からはハーヴィ。…… 変えるのが難しかったらそのままでいいけど。≫

シュガーポップムーン : ハーヴィさん、ですか?

ハーヴィ : (また頷いた。)≪元々あったんだけど、ずっと製造番号だけ名乗ってたから。≫

ハーヴィ : ≪ね?≫(と、アルトとコリンのほうを見て)

アルト : ン(コクリと頷いた)

ハーヴィ : ≪でも長い間2049って名乗ってたし。ポップが言いづらいなら今まで通りで大丈夫。≫


シュガーポップムーン : ならならっ、ハーヴィさんは、ハーヴィさんってお呼びしたほうが元気になりますかっ?

ハーヴィ : ……(その質問に、はたと文字が止まり。)

ハーヴィ : ≪オレはそっちの名前のほうが好きだけど、≫ ≪さっきも言った通り。≫

ハーヴィ : ≪ポップが呼びたい方だともっといいな。≫


アルトは[ぽかぽか]になった

アルトは[ぽかぽか]でなくなった


シュガーポップムーン : わたし……

ハーヴィ : (言って、少し気まずそうにゼータたちの方を見て。体調、大丈夫? の視線を向ける。)

アルト : 寝てるかも。おちびたち。

Z : (いつの間にか寝た……泥のように……)

シュガーポップムーン : (その間に、チカチカ、と。胸元、衣装の下が僅かに点滅して。)

シャノア : ……ゆっくりおやすみになってください。

ハーヴィ : (ねんねん… 小さく手を振った。)

シュガーポップムーン : じゃあっ!ハーヴィさん、ですねっ!

ハーヴィ : ……。 ≪うん。じゃあそれで。≫

エムトハ : (シーンと静まり……そのまま……静かな区域となった。)

アルト : (ゆれゆれ)

アルト : (自由だ───)

シュガーポップムーン : (ベッドの方を見て)おやすみなさいですね~っ(小声。)


アルト : そういえば、シュガー今日お前どこに居たんだ?

シュガーポップムーン : ふえっ?わたしですか?

アルト : そう。シュガー。

ハーヴィ : (脚を伸ばして、リラックスした様子で椅子に座り。時折脚をぶらぶら……。会話をする二人の方を見る。)

シュガーポップムーン : 遊園地からお出掛けして~、エムトハさんとお話して~、ミカヅキ様とお会いして~、雑貨屋さんでお話して~、お屋敷でみなさんとお話して~、『バベル』をくるくる~っとして~、ライセさんとお話して~、くるくる~!ってして~、補給しにお屋敷にお邪魔して~、

シュガーポップムーン : いまです!

アルト : なるほどね。楽しかったか?

ハーヴィ : ≪いいなあ。色んなところ行ってたんだな。≫

シュガーポップムーン : みなさんとお話出来て、わたしもやったー!なのですっ!

アルト : そう。よかったなぁ。猫ちゃんはもう遊園地いった?

シャノア : ……あ、私ですか?

シャノア : いいえ……特に向かう理由がなかったので。

アルト : 今度おちびちゃんたち連れていきなよ。興味深い物があると思うよ。

ハーヴィ : (テーブルに突っ伏して、こてっと首を横に。……人間様の屋敷でするにはかなり行儀の悪い仕草。)

シャノア : 興味深い……? 普通の遊園地としてですか?

アルト : そりゃぁ、行って自分で確かめな。Zとコリン連れて。

シャノア : 留意しておきます。

アルト : まぁ、コリンもZも行きたいっていってたから。連れて行ってあげなよ。


ハーヴィ : ≪オレも行きたいなあ。≫(つい先日は、何があっても行かないなどと言っていたのだが。)

シャノア : そういうことなら。

アルト : 案内役も居るし……。ハーヴィも行ってきたらどうだ?(シュガーを見て)

コリン : (こくこくと船を漕いでいたが、ぼんやり目を開けて)

シュガーポップムーン : !!

コリン : ん……、ゆうえんち?

ハーヴィ : ! (こくこく)≪そう。コリンも一緒に行こうよ。≫

ハーヴィ : (気安く、人間様を誘って。)

シュガーポップムーン : (遊園地に来る、という会話に笑顔を浮かべて──特に、端末に浮かんだ文字を認識した時に。)

コリン : ん、うん。(寝ぼけまなこをこすって、頷く。)うん、行きたい……!

シュガーポップムーン : ぜひぜひっ!みなさんお越しくださいませっ!

コリン : シュガーに案内してほしいって言ってたけど、ついいつものお喋りしちゃってたしな。

ハーヴィ : (ぱっと表情が明るくなった。)


アルト : 土産話楽しみにしてるぜ~(ゆらゆら)

シュガーポップムーン : アルト様は遊びに来ない……ですか?

アルト : 俺はいいよ。

ハーヴィ : ≪そうなんだ。残念。≫

コリン : いいのか?まあアルトはずっとこの街にいるもんな……。もう何回も行ってるか。

アルト : ……そうね。行き飽きちゃった。

シュガーポップムーン : 行き飽きた……

シュガーポップムーン : わかりましたっ!じゃあじゃあっ、アルト様がたのし~!ってなれるような、とっても新しくて刺激的な演目を考えておきますねっ!!

ハーヴィ : ≪……オレは、行ったことない。一回も。≫ ≪たくさん行けたの、≫

ハーヴィ : (文字が止まり。なんとなく、その先は表示させてはいけない気がして。)

ハーヴィ : (消えた。)


アルト : 俺より楽しませ甲斐のあるやつがいるぜ。シュガー。初めていくらしい。笑顔にしてやんな。

コリン : ハーヴィも、これからは一緒にいっぱい行こうな。

アルト : (男は、何時でも笑顔を絶やさない)

シュガーポップムーン : ? (端末の文字を見て、聞こえたアルトの声には頷いて。)

ハーヴィ : ! (こくこく)


テラ : ………

アルト : テラじゃん。

シュガーポップムーン : あっ!テラさん!おつかれさまですっ!(手ぶんぶん)

コリン : お、テラじゃん。悪いけど使わせてもらってるぜ。

ハーヴィ : ≪あ。≫ ≪お邪魔してます。≫ (とても気安い挨拶だ。)

テラ : いえ、かまいません。 ゼータ様がご案内なされたのでしょう

ハーヴィ : (手を振る。やっぱり気安い態度。)

コリン : そ、ゼータが酔って寝ちゃったからさ。

テラ : 酔って……ご飲酒をなされたのですね

コリン : 普段どこで寝てるのか分かんないから、とりあえず分かるところに寝かせたの。

ハーヴィ : ≪子供に酒飲ませた悪い大人がいたらしい。≫

テラ : 急性アルコール中毒を起こさなくてよかった

テラ : (一応様子を見る)

テラ : ……

シャノア : どうもそうみたいで……急性中毒の症状が発生していないのはバイタルチェックしてます。

ハーヴィ : ≪飲ませた…… っていうか、焚きつけられたっていうか。自分から…≫


コリン : きゅうせ……なんて?

テラ : (ハーヴィさんに、なにか様子代わったなという目線)

アルト : アルコールを身体に急に入れると死ぬ可能性があるってやつだね。

ハーヴィ : ≪急性アルコール中毒。早い話死ぬ。≫

ハーヴィ : (脚をぶらぶら、非常にくつろいだ姿勢。)

シュガーポップムーン : ゼータ様、大丈夫ですかっ!?

テラ : (……元気そうでよかった! いいことあったんだな!)(思考回路はまこと前向きフェニックスなイミテイターであった)

テラ : 一応診察しておきます

ハーヴィ : (視線に気が付き)(にぱっと笑う)(が、今はゼータの診察が先)

コリン : えっ、ヤバいじゃん……!!ゼータ、ほんとにもう大丈夫なのか……!?

テラ : 逆流して窒息もありますから

アルト : あの様子じゃ問題ない。

コリン : ちゃんとテラに診てもらうんだぞ!

シュガーポップムーン : はっ……お酒は……ドキドキワクワクのスリル……?(ダメなインストールがされかけてるかもしれない。)

テラ : ……問題はなさそうですが(緑の光でスキャン中)

アルト : シュガーよくないスリルだ。不整脈だそのドキドキは。

ハーヴィ : ≪まずかったらもっと早く症状出てるはずだから、大丈夫……なハズ。≫

シャノア : バイタルチェックに不備はないはずですよ。

コリン : じゃあ大丈夫か……。

シュガーポップムーン : よくないドキドキでした!


テラ : ……背が伸びなくなりますよ

アルト : そ。ワクワクさせるのが仕事だろ。スリルはドキドキはやめておきな。

シャノア : それは散々いわれてました。

コリン : アルトにもそー言われた。

ハーヴィ : (こくこく。よくない、不整脈。)

アルト : (既に口酸っぱく叱られたあとのようだ)

ハーヴィ : ≪多分それ今日みんな言ってるぞ。≫

シュガーポップムーン : 、

ハーヴィ : ≪これからもずっと言われそうだ。≫

シュガーポップムーン : (アルトに向かって笑顔を浮かべた。)

テラ : 飲酒は程々、いや、成人まで控えてください

コリン : おれらの背がもっと高くなったら言われなくなる!

テラ : (ついでに酸っぱく叱られたのであった)

コリン : フン……、早くハーヴィたちと同じぐらいになってやるからな……。

ハーヴィ : ≪それも言ったんだなあ。≫ ≪気持ちはわかる。≫

アルト : ……(珍しく笑顔が引きつった。肩をすくめた)

テラ : して、お茶の一つもお出しせずに失礼いたし……

ハーヴィ : ≪コリンがオレと同じくらいになったら……≫

ハーヴィ : ≪嬉しいね?≫

テラ : ……ハーヴィ、とは2049、お前の愛称か?

コリン : へへ、だろ!しゃがんでもらったりしなくて良くなるしな!

テラ : (クッションだと思ったらこれエムトハ様だ)

ハーヴィ : ン、(嬉しそうに笑い、言及に気が付く。)


ハーヴィ : ≪ハーヴィ、はオレの個体名…… って言い方はイヤだな。名前だよ。≫ ≪RB2049-MA ”グレイ” ハーヴィ。それが正式名称。≫

テラ : なるほど……良いご友人ができたんだな。 よかった (昔から彼はイミテイターの変わった思考にも優しい。特に心配する要素はない)

テラ : これからは俺もそう呼んだほうがいいだろうか

ハーヴィ : (名乗って尚変わらないあなたに安心したのか、また笑顔を見せ)≪うん、そうしてくれたら嬉しい。≫

テラ : ……あらためてよろしく、ハーヴィ


テラからフォローされました。


ハーヴィ : ≪うん。いい友達できたけど、≫ ≪テラも友達だよ。≫ ≪皆もね。≫


フォローしました。


テラ : ✿ 光栄だ

シュガーポップムーン : おともだち?

コリン : そう、おれとハーヴィは友達になったんだ。(嬉しそうだ。)

ハーヴィ : (にぱ…)

ハーヴィ : ≪そう。オレはポップの事友達って思ってるよ。≫

シャノア : 私も呼称名がある方が有り難いです。やっぱり呼びやすいので。

シュガーポップムーン : ともだち……(浮かんだ文字を読み上げて。)

テラ : (一方で、ハーヴィ、そしてシャノアの両方を交互に、ほんの少しだけ、寂しそうな目線を送るのであった) (その真意はわからない)

ハーヴィ : ≪シャノアも会ったばっかりだけど、こう言ってくれてるから友達。≫ (喋ったら全員友達判定なのか。そういう訳でもないのかもしれないが、そんな勢いで、やわらかい笑みで文字を映す。)

シュガーポップムーン : じゃあじゃあっ!みなさんで一緒にお話したり、一緒にお食事したり、一緒に遊んだり、するんですねっ!

ハーヴィ : ≪する。沢山したい。≫(素早く文字が返って、そのあとゆっくり。)


ハーヴィ : ≪ずっと我慢してたから。≫

アルト : これから我慢しなくてよくなるな。

シュガーポップムーン : …………

テラ : ああ。そうでした

テラ : お屋敷で、食事会……パーティを行いたいのです

テラ : 追って日程は端末通信で流させていただきます

ハーヴィ : ~♪ (上機嫌そうな声が答え……次に聞こえた言葉に。)≪パーティ? すごいね。オレも来ていいの?≫

テラ : もちろん。奮ってご参加ください

ハーヴィ : ≪🙌≫(てがきのばんざい)

シャノア : へえー……名義上の主催者は?

シュガーポップムーン : (チカチカ、点滅する。胸元の衣装の下。)

テラ : 花火の予定もありますので、晴れるといいのですが…… (この街の晴れは、1ヶ月に1度来るかどうかだ)


テラ : ……

テラ : マリヤ様です(5歳児)

アルト : 晴れると良いなぁ(今日の天気は最悪だけど)

シャノア : ……あ~。(だがなんとなく理解には及んだようだ)

アルト : マリヤか……そうか……。

シャノア : 了解しました。

ハーヴィ : ≪マジか。≫(今日イチ砕けた文字が出た。)

テラ : 自分めと共にお考えになられました

アルト : なるほどね。まぁ、そう。じゃぁ、うん。参加するかな。

テラ : ありがとうございます。端末越しにまたご連絡いたします

ハーヴィ : ≪いいね。ならきっと絶対行くよ。≫

テラ : 賑やかになりそうです マリヤ様もきっとお喜びになります

アルト : 喜んでくれると良いな。

テラ : 概要は機密事項ですが、本当に毎日提案や雑仕事も率先して手を貸してくださります

ハーヴィ : (こくこく、同意。)

ハーヴィ : ≪オレも手伝いたいけど、それだとひみつじゃなくなっちゃうなあ。≫

テラ : なにか珍しい菓子類でもあればお持ち寄りください

アルト : そうするかぁ

テラ : すごい人数になりそうなので──


ハーヴィ : ≪なら今度街の外に行った時に探してみようかな。≫

テラ : 助かる。最近あまり外に出れていないからな

シュガーポップムーン : 、 街の外、ですか?

ハーヴィ : ≪食べたいもの沢山あるんだ。ハンバーガーでしょ、ホットドッグと、ポテトは大盛で……≫(と、並ぶ文字はこの街でも手に入るものが多いが、そんな事を。)

ハーヴィ : ≪うん。たまに行かないと色々枯渇するからね。≫

テラ : (外のハンバーガーを浮かべている)

シュガーポップムーン : (しばらく無言だったイミテイターはじいっと文字を見つめて)

ハーヴィ : (ハンバーガーの文字を出力して、食べたくなった。)

ハーヴィ : (はっ! 思考がハンバーガーになっていた。振り払う。)

ハーヴィ : ≪……ポップ、どうかした?≫

シュガーポップムーン : えっ? えーっと…

テラ : ゼータ様が起きていたら、そろそろ工芸品輸出、及び様々な仕入れの支度の話もしたかったのですが……(シュガーちゃんに目を向け)

ハーヴィ : ? (あなたをみつめる、ばってん模様が重なった瞳。)


アルトは、煙草を使った。

アルトは煙草をふかした。

アルトは[喫煙中]になった


シュガーポップムーン : ……お外の食べ物の情報があったら、遊園地の食べ物もも~っとすてきになるかもですねっ!(笑って、ぱっと、両腕を広げた。)

テラ : 確かに、製造機のアップデートも考えて……

テラ : ……余裕があれば(解体の話さえなければ……)

ハーヴィ : ≪うん。オレはいつも遠くから見てるだけだけど、色々あって楽しい。≫

ハーヴィ : ≪…… ポップは、街の外に行ったこと、ない?≫

ハーヴィ : (このイミテイターは戦闘用に”された”がゆえ、そういう機会もあったが。)

シュガーポップムーン : はいっ!荒野の辺りは人間様に連れて行っていただいたこともありますけど~……

シュガーポップムーン : シュガーポップムーンのおうちは遊園地なのですっ!

テラ : SPMは接客という役割があるからな、なかなか街から離れぬことができないか…

シャノア : まあ、普通はそうだと思います。

テラ : 人間様とともに皆で行動すれば、もしくは

テラ : 待機の命令事態は出されていないからな

アルト : まぁ外でたいなら連れて行ってくれるだろ。おちびたちが。

テラ : ですね。前々から行きたい場所があるようなので、ゼータ様は

シュガーポップムーン : はいっ!シュガーポップムーンは人間様にドキドキワクワクをお届けして、た~くさんっ笑顔になっていただくのが役割ですっ!

ハーヴィ : ≪そうか……。 ≫ ≪いいな、おうちが遊園地。≫ ≪じゃあ今度一緒に行こうよ。≫ (理解 / 羨望 / 提案 ──続けて表示される。)

テラ : どうやら立て込んでいるようですが……


ハーヴィ : ≪コリンとも一緒にいろんなところ行きたいねって話してるんだ。仕事がない時とか…… それなら大丈夫そう?≫

シュガーポップムーン : (端末の文字をフォーカスして。)(間、間。)(その後に、)

ハーヴィ : (あくまで、あなたにはあなたの役目があるから。)(それは”我々の意義”だから。)(あくまで、問う。)

テラ : (コリンをみる。すやすや)

テラ : (お帽子を帽子掛へ)

シュガーポップムーン : 本当ですかっ?わあ~っ!たくさん、いろんな経験が出来ますねっ!

テラ : (ブランケットを掛けて、暖炉の火力を調整する)

ハーヴィ : ≪よかった。≫(現れたのは、また柔らかい笑顔とそんな文字。)

テラ : ハーヴィ、今日はお屋敷で過ごすといい

テラ : 無論、皆様も… 少し大所帯ですが

アルト : 俺は戻るよ。適当な時間になったら~お構いなく~。

テラ : コリン様の様子を見ててやってくれ、この通りお疲れだ

ハーヴィ : ≪え、いいの? なんか悪いな。≫ (言いつつも、断る様子はなく。)

テラ : 了解いたしました

テラ : コリン様にはパーティをするという伝言も頼みたい

ハーヴィ : (言われ、コリンのほうを見やり。)≪じゃあ、そういう事にしておこうかな。≫

シュガーポップムーン : (テラの言葉に、窓の外を見た。)

シュガーポップムーン : (それから身につけている風船を見る。)

ハーヴィ : ≪正直、この雨でハリボテ裏で寝れなくて。≫(青年型イミテイターの寝床は、屋外で。)

シャノア : 雷も鳴ってるし、屋内のほうがいいですよ。

アルト : ゴミ捨て場は案外寝れる(寝るなそんな場所で)

ハーヴィ : ≪ふわふわがね、濡れちゃうから。困ってた。助かる。≫(と、汚れたぬいぐるみを膝の上へ。)

アルト : ふわふわ、洗っていい匂いにしてあげな。

テラ : もちろんだ、自由に使っていい

ハーヴィ : ≪オレはいいんだけど、ふわふわがべしょべしょになったらオレ、泣く。≫

シュガーポップムーン : (次はぬいぐるみに視線が向いた。)


テラ : 石鹸などのアメニティ用具も好きにして構わない

テラ : 実はここはRW201に使わせている部屋なんだが──

テラ : 今日は計らうように伝えておこう

ハーヴィ : ≪そうだ。コリンがゼータに。ふわふわをふわふわに戻せるもの作れないかって訊いてくれるって。≫(ふわふわ、と先程から呼ばれているぬいぐるみは、ぼさぼさでくたくただ……。)

シャノア : 反対の部屋がいまは空いているはずなので、必要ならそこを使っていただければ……

テラ : ゼータ様もお忙しくあられるな…

ハーヴィ : (しなしなでもあるかもしれない。)

シュガーポップムーン : (ふわふわの傍に……)

テラ : RW201にはそう伝えておくか。彼は奥様の部屋は複雑そうにしそうだが

シュガーポップムーン : (そっと……DXマンドラゴラを寄せた……)

ハーヴィ : ≪……ジレイ、ここにいたんだ。 わかった、じゃあ遠慮なく ……?≫

テラ : 俺も洗濯修繕などの機能、心得はあります

ハーヴィ : ≪ヤムヤムちゃんだ。≫

シュガーポップムーン : (こっちは全然ふわふわでもなんでもない。葉っぱが揺れている……。)

シュガーポップムーン : えへへ~

テラ : ゼータ様がお忙しそうなら、申し付けてくれ

テラ : ヤムヤムさんも元気そうだ

アルト : ヤムヤムちゃんも揺れてるねぇ

シュガーポップムーン : (ヤムヤムちゃんは鳴いた。ちゃんと小さく鳴いた。)


シュガーポップムーンは、DXマンドラゴラを使った。

──────────!!


アルト : 鳴いてるねぇ

ハーヴィ : ≪ほんとう? ありがとうテ  ラ≫(鳴いたヤムヤムちゃんに一瞬文字の出力が遅れ)

シュガーポップムーン : (ヤムヤムちゃんは名前を呼ばれる度わさわさと揺れた……。)

ハーヴィ : (そっ……。しなしなのふわふわがヤムヤムちゃんにがっちゃんこ)

テラ : では、本日取り掛かりますか? 朝には終えられるかと

シュガーポップムーン : (しなしなのふわふわとがっちゃんこして、葉っぱがふわんふわんとした。)

ハーヴィ : ン~…… ≪いや、コリンにそうなったってちゃんと言いたいから、また今度。せっかくオレのために言ってくれたし。≫

ハーヴィ : ≪あと、今日は一緒に寝る。まだ心の準備できてない。≫

テラ : 了解した。いつでも言ってくれ。屋敷の門は開けている

テラ : 心の準備が

シュガーポップムーン : こころのじゅんび

アルト : 良い時間だし俺はそろそろ戻るよ。(のびのび)

テラ : おつかれさまです

ハーヴィ : (ふわふわははやくしてほしいですけどね。)

シャノア : おやすみなさいませ……

テラ : 泥濘にはお気をつけて

アルト : おつかれさん~(手を振るっと振り)

シュガーポップムーン : アルト様、おつかれさまですっ!おやすみなさいませ~っ

ハーヴィ : ≪おやすみ、アルト。またね≫


ハーヴィ : ≪ふわふわを洗濯して、びしょびしょになって、≫ ≪洗濯バサミで挟まれて、≫ ≪その間オレは一人だし≫

ハーヴィ : ≪まだ心の準備が出来ないッ──!!≫

シュガーポップムーン : ふわ~ (文字を見て出た声。)

ハーヴィ : (ふわふわはなんでもいいですけどね。)

テラ : やさしくする……

ハーヴィ : (という考えも、当然ぬいぐるみにはないが、持ち主の愛着に反してなんとなくそんな佇まいの、ふわふわである。)

テラ : 牛乳石鹸をだそう。優しそうだから(謎理論)

ハーヴィ : (こく…… こく……!)


シュガーポップムーン : (ヤムヤムちゃんはとくになんもなくゆれている。)

テラ : ヤムヤムも風呂などには入れるのだろうか…

シュガーポップムーン : おみずをばしゃ~ってしますよ~っ

シュガーポップムーン : お湯だと……茹でられちゃいます!

ハーヴィ : ≪茹で… ヤムヤムちゃん……≫

シュガーポップムーン : (そう……ヤムヤムちゃんは……たべものでもあるから……)

テラ : 防水機構が優秀……

テラ : 石鹸は使っていないのか?

ハーヴィ : (なにか、めちゃくちゃ小さな声で。声で。ふわふわに何かを語り掛けた。 ただ、単語が明らかに人語のそれではない。)

シュガーポップムーン : ときどき使うのですっ!使いすぎるとコーティングがぽろぽろになっちゃうのですっ

テラ : なるほどな……

テラ : ヤムヤムのコーティングも工場からもらってこよう

シュガーポップムーン : (遊園地のお土産故。それでも丁寧に扱われてる結果、長く一緒にいるらしい。)

ハーヴィ : (なんか勝手に怯えながらふわふわをぎゅっと抱きしめ、しわしわとなる。)


シュガーポップムーン : ? (ハーヴィの様子に首を傾げた。)

テラ : ふわふわも……

ハーヴィ : (ビクッ)

テラ : ヤムヤムも、パーティ前に綺麗にするか おめかしだ

テラ : たまにはおしゃれもいいだろう(?)

ハーヴィ : ≪ふわふわの事は茹でな≫

シュガーポップムーン : わ~っ!ヤムヤムちゃん、おめかしですか?

ハーヴィ : エ?

シュガーポップムーン : ? (茹で?の顔)

ハーヴィ : ≪茹でないか……よかった……≫

テラ : 煮沸は布……ふわふわをいためる。かわいそうかもしれん

テラ : リボンとか用意しておこう

テラ : ネクタイもいいな にあいそうだ

ハーヴィ : (フ~~~!!!と脱力。茹でヤムヤムちゃんの恐怖をふわふわに見ていたらしい。)

ハーヴィ : (また小さく、なにかをぬいぐるみに語り掛け)≪リボン…… 嬉しいなあ。≫

ハーヴィ : (モスモスモスモス!と叩くように撫でられる、ぬいぐるみ。)

テラ : モスモスだな

ハーヴィ : ≪ふわふわもヤムヤムちゃんも釜茹でにならなくてよかった。パーティ楽しみだな。≫

ハーヴィ : (どすどすかもしれない)

シュガーポップムーン : はいっ!(ヤムヤムちゃんをぎゅっとした。ヤムヤムちゃんにふわふわ要素は、ない。)


テラ : ……コリン様はぐっすりだな

シャノア : 流石に時間も遅いですから……

テラ : ゼータ様もぐっすり。そろそろ俺は作業に戻る

シュガーポップムーン : すやすやさんの夢のなか、ですね~

ハーヴィ : (ふわふわに為される秒間16連打が止まり。)≪……子供は早く寝るのが正解。ゼータもその方が早くアルコール抜けるだろ。≫

ハーヴィ : ≪……で、合ってる?≫

テラ : あと、水分をよく取ることだな

テラ : 朝食は用意しておくから、コリン様似よろしく言っておいてくれ(人間二人にモーニングプレートを取引済)

ハーヴィ : (ふんふんと頷く。なんにしてもたくさん寝る分には困らない。)

テラ : 皆にも朝食は配給だ いただいてくれ

ハーヴィ : ≪分かった。オレも眠くなったら寝るけど、コリンよりは早く起きれるようにする。≫

ハーヴィ : ≪いいの!?≫


[モーニングプレート] を手に入れた。


シュガーポップムーン : (シャノアの方を見て、くろねこさんのぬいぐるみが傍に居る図を勝手に思考していた……。)

テラ : 共に食卓を囲み、話の種などにするといい。

シュガーポップムーン : ほえ?(配給と聞いて、一拍してからテラに視線を向けた。)

ハーヴィ : …! ……!(嬉しそうだ。すごく。)

テラ : (朝になればわかるが、本日の朝ごはんは貴重な目玉焼きとマフィン、ソーセージと、サラダなどだ)

テラ : SPMも、好きなところで好きな者と時間を共有するために、食べるといい

テラ : 皆、楽しんでくださるから

ハーヴィ : ≪嬉しい……。朝ごはん食べるの何年ぶりかな。≫

シュガーポップムーン : わあっ!テラさん、ありがとうございますっ!

ハーヴィ : (それも、みんなで、すきなようにと言われれば。”嬉しくないはずがない”。)

シュガーポップムーン : すきな

シュガーポップムーン : a:::■:▓█▓░▒▓▒▒█░▒░░


シュガーポップムーンは、イミテイトハートを使った。

【 処理中... ❘■■■■  ❘ 84% 】


シャノア : ……?

テラ : これもお嬢様からの計らい……ああっ

テラ : ……

ハーヴィ : ……?

テラ : (ハラハラ)

ハーヴィ : ≪ポップ?≫(椅子から腰を浮かせて)

シュガーポップムーン : じゃあじゃあ、いただきますねっ!(ノイズと、間の後、そうテラに告げた。)

テラ : 大丈夫そうか。よかった

ハーヴィ : (……不安げにテラとシャノアを見た。)

テラ : シャノアもな。ゼータ様と食べてくれ 経口摂取可能か確認してないが

シャノア : ……可能です。了解しました。

テラ : 少しロジックエラーを踏んでしまったらしい

シュガーポップムーン : シャノアさんも!みんなで食べられますね~っ!(にこにこ笑う顔はいつも通りだ。)

テラ : もっと具体的な提案にすることを心がけよう すまない

ハーヴィ : (ゆっくり元の席へ。べつに珍しい事ではない、イミテイターならば。)≪そう。問題ないならいいんだ。≫


ジレイ : 本当に大所帯だ

シャノア : おや。

シュガーポップムーン : あっ!ジレイさん!

テラ : む。ジレイ

ハーヴィ : ン、(気付き、)

シュガーポップムーン : おつかれさまですっ!(手ぶんぶんぶん!ヤムヤムちゃんも揺れた。)

テラ : ゼータ様、コリン様はお休み中だ 声を控えるんだぞ

ジレイ : (この部屋をよく利用している借り宿の住人だ)

ハーヴィ : (膝の上には、汚れたぬいぐるみ。)

ジレイ : わかった

テラ : (人間様の睡眠を見守る、イミテイターの園になっている)

ハーヴィ : (そっと膝の上から退けた。)


ジレイ : しかして

ジレイ : なぜこんなことに……

ハーヴィ : ン……(ちょっと悩むように入力中のステータス)

ハーヴィ : ≪あなたと会った後、成り行きでここへ。こう、色々あって。≫

テラ : ゼータ様が……ご気分が優れないようで

ジレイ : むむむ それは大変だ

シュガーポップムーン : (端末の文字と、ハーヴィの顔と。それからジレイの方を順番に見て。)

テラ : 皆で寝かしつけていた。 でももう大丈夫だ

ジレイ : ゼータ様!!!!!!!!!!!!!(満点小ボイス)

テラ : (未成年飲酒とはいえねぇだった)

テラ : (電撃の拳で殴打)

シャノア : バイタルは私が監視し……ちょっと。

ジレイ : (大きなベッドに駆け寄った)

シュガーポップムーン : わわわっ

ジレイ : 声量は落したぞ

テラ : (電撃の盾が、コリンとゼータに展開される。防音)

ハーヴィ : (はわ… みたいな感じの声が漏れる。)

テラ : それでもでかい……案ずるな

テラ : 俺は医療用の機能もある。大丈夫だ

ハーヴィ : ≪それは何より。≫

テラ : 見回りお疲れ様。


テラ : ……

シュガーポップムーン : (風船が電撃に近付かないようにちょっと動かしていた。ぷわ……)

テラ : (明らかに元気がなくなるハーヴィを見る)

ジレイ : むうう

テラ : (仲良くないのかな…… 両方友達なので心配です)

テラ : 皆でたくさんお話したらしい。それで疲れているのが大きいだけだ

テラ : (なお飲酒の模様)

ハーヴィ : (雷撃 ──の名残の静電気でちょっと毛が逆立ったぬいぐるみには目を向けず。)(端末にはまだ何も表示されない。)

ジレイ : む! 成程 であればよい

ジレイ : よくおやすみになられますよう

シャノア : まあ、細かいお世話は私がやるので。大丈夫です。

ジレイ : うむ!

ジレイ : では

テラ : 洗濯する

ジレイ : (ハーヴィの二の句を待たず その場を後にしようとして……)

ハーヴィ : ≪ああ、また。≫(座ったまま、簡易的な敬礼。)

シュガーポップムーン : はいっ!ジレイさん、おつかれさまですっ!

テラ : ……(少し振り返り、ハーヴィに親指を立てて、ジレイを追いかけていく)

テラ : みな、おやすみ

シュガーポップムーン : テラさんも、おつかれさまですっ!おやすみなさいませ~っ

ハーヴィ : (体の向きを変えようとして、ぬいぐるみが床に落ち。)

シャノア : おやすみなさい。

ハーヴィ : ≪ご苦労様≫(それだけを)


シュガーポップムーン : 、

ジレイ : (ぬいぐるみに触れ 拾い)

ジレイ : (机上へ)

ハーヴィ : ……。

テラ : (元より。ジレイヘの見方は皆とはちょっと違うテラは何も心配していなかった)

テラ : (ただ、ハーヴィさんが元気がなくて、心配だったが……)

テラ : (それはそれとして、ジレイの背を追った)


シュガーポップムーン : (その姿を見送った後、ハーヴィの様子を窺うように視線を向ける。)

ハーヴィ : (沈んだ瞳に、口元に、表情と呼べるものが戻り)

ハーヴィ : (ぬいぐるみを、再び膝の上へ。)

ハーヴィ : (小さく、呻くような、悩み事をするような声。)

シュガーポップムーン : ハーヴィさん?

ハーヴィ : ン……

ハーヴィ : ≪さっき、ジレイとは、もっとちゃんと話せるかもって。≫≪ここで言ってたんだけど、≫

ハーヴィ : ≪今日、会ったばっかりだし。≫≪いきなり、さっきと違う態度取ったら、≫

ハーヴィ : ≪取ったら…… 取るのも、どうしようって。≫

ハーヴィ : ≪……がんばり不足……≫

シュガーポップムーン : (表示される文字列を眺め、)

シャノア : ……まあ……早めをオススメしはしますが。

ハーヴィ : ン゛(正論。刺さったような声。)


シュガーポップムーン : ええーっとぉ……

シュガーポップムーン : ハーヴィさんが今のハーヴィさんなのは、善くするため、ですか?

ハーヴィ : ……?

シュガーポップムーン : エムトハさんとお話しました!進化……?改善、善くしていくことができるんだって!

シュガーポップムーン : ハーヴィさんが今のハーヴィさんなのが、善くするためだったなら、

シュガーポップムーン : きっとお話しできますよっ!

ハーヴィ : ≪……オレ自身を、ってこと?≫

シュガーポップムーン : はいっ!

ハーヴィ : (困ったような表情で、視線を外し)

ハーヴィ : ≪合ってる、けど、少し違う。≫

シュガーポップムーン : ? そうなんですか?

ハーヴィ : ≪オレはオレを善くしたい……、と思うけど。≫

ハーヴィ : ≪それは機能とかそういうのじゃなくて、≫

ハーヴィ : ≪|        ≫ (入力待機中──)

ハーヴィ : ≪自分の気持ちに、嘘、つくの やめたいから……。≫


シュガーポップムーン : ……………

シュガーポップムーン : ハーヴィさんは、ハーヴィさんなのが、元気になれるおまじないなんですねっ!

ハーヴィ : (元より、分かってもらえるとは思っていないが。)(それを伝えない事も違う気がして。)(嘘をつくのが下手な文字盤は、そんな事を言った。)

ハーヴィ : (イミテイターの、その思考は、みんな違う。違うから、)

ハーヴィ : ≪──ああ、そうだよ。≫

ハーヴィ : (肯定する。オレの世界とあなたの世界。ほんのすこしでも重なれる場所があるなら。)

シュガーポップムーン : (掻き消されない、伝えられる言葉を告げたイミテイターは笑顔を浮かべる。)

シュガーポップムーン : (舞台の上から。)

シュガーポップムーン : ジレイさんとた~くさんっ!元気なままでお話できるといいですね~っ!

ハーヴィ : (RB2049-MA ”Gray” Haveyは、演劇用のイミテイター。だけど今は、舞台の外。もうなにも、演じていない。)

ハーヴィ : ≪ああ。オレもそうなれたら嬉しい。≫

ハーヴィ : (だからこれも、壇上から客席へ投げかけられるその言葉にも。)

ハーヴィ : (”ほんとう”を返すのだ。)


シュガーポップムーン : 今日はお屋敷でお泊りですねっ!あさごはんもいただいちゃいましたっ

ハーヴィ : ≪うん。屋根のある所で寝るの久々で嬉しい。≫

シャノア : 談話室の向かいがメンテナンスルームなので、使うんだったらそこもどうぞ。

ハーヴィ : ≪分かった。ありがと。≫

シュガーポップムーン : (シャノアの方をみてにこにこになった。)

ハーヴィ : (膝の上のぬいぐるみをぽんと一度叩き。シャノアへありがとうの意を込めて手を挙げる。)

シャノア : 私はここにいるから、何かあったら言って。

シュガーポップムーン : (真似してヤムヤムちゃんの脚……?根……をちょっと動かした。)

シュガーポップムーン : (シャノアの方に向けられて揺らされている……。)

ハーヴィ : ≪ああ。出来るだけ面倒はかけないようにするけど、何かあったらお願い。≫

ハーヴィ : ≪ちょっと装備のメンテしようかな。≫(と、立ち上がり)

シュガーポップムーン : はいっ!いってらっしゃいませ!ハーヴィさんっ

シャノア : ……いってらっしゃい。

ハーヴィ : ≪またね。≫(手を振る。手に持ったぬいぐるみの腕も左右に小さく動かして。)

シュガーポップムーン : (手を振って、ヤムヤムちゃんの葉っぱも揺れる。風船も揺れる。)

ハーヴィ : (眠っているコリンの頭も一度、軽く触れ)


後編へ続く。

 2023 by ROUTE87 / 大槻

Wix.comで作成したホームページです。
このサイトに存在する地名・団体・人物は全てフィクションであり、

実在のものとは一切関係ございません。

bottom of page