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LOGS

ドキドキワクワク!聖夜のプレゼントとは!?


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ハーヴィ : (スモッグが立ち込めるバベルを飛び立って、リーンまで。そうして来たのは冒険者の宿。)

マリヤ : (声が出せるところにまで来れば、少女の興奮冷めやらず。フンフンとした様子で)

マリヤ : かえり もっかい やってほしい あれ(フンフンフン)

ハーヴィ : (んふふ…と笑い声が漏れて)≪いいよ いっぱいやろ≫ (こちらも結構楽しかった様子)

マリヤ : わーい!

ハーヴィ : ≪さってと! お散歩って言って宿まで来ちゃったけどどうしようね?≫

マリヤ : (とはいえせっかくたどり着いたわけなので)ん~

マリヤ : なんか いらい うけちゃう?

ハーヴィ : ≪行っちゃおっか! おっきいモンスターが退治できなかったぶん 別のお仕事!≫

マリヤ : おしごと! あっ てちょうは ちゃんと あるよ! きのう テラとジレイと ねこ さがしたから(フスン)

マリヤ : (その時にしっかりテラが登録してくれたらしい。依頼を承けるのに問題はないだろう)

ハーヴィ : ≪すごい! 手帳も持ってるんだ! えへへ、オレもこっちで活動しやすいから持ってるの。≫

マリヤ : ハーヴィも! すごいすごい!

マリヤ : じゃあ どっちも ばっちり!

ハーヴィ : (にぱ~!) ≪ではすごい同士のオレたちで!≫

マリヤ : こんかい うける おしごと は~!



「メリークリスマス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

マリヤ : ?

ハーヴィ : ……

ハーヴィ : ???


「今日は……クリスマス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

マリヤ : クリスマス!??!?!!

ハーヴィ : (首を横に振った)

マリヤ : はい


マリヤ : アンジェロが おしえてくれたのと ちがう

ハーヴィ : ≪もう年明けて結構経ったよ。≫

マリヤ : うん

ハーヴィ : ≪今日はクリスマスじゃ、ないね≫


「どう考えても……明らかに……クリスマスの日だね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ハーヴィ : ≪クリスマスじゃ、ないよ。≫

マリヤ : うん

ハーヴィ : ≪子供に変な事教えようとするのやめてほしいな。≫

マリヤ : (でもプレゼントもらえる日なんだよねってちょっと思ってる)


「そんな日には……君たちにプレゼントを用意してあるよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

マリヤ : え!!!!!!!!!!!!

ハーヴィ : ……(ぴく、と反応し)

マリヤ : ・・・・・・・・・・・・・・・・

マリヤ : きょう クリスマス だったかも(五歳児――)

ハーヴィ : ……(そわ)


ハーヴィ : ≪ふわふわもプレゼントほしいかもしれない。≫

マリヤ : ふわふわ!

ふわふわ : (いえ ふわふわはそこまででも)

マリヤ : ふわふわも ほしいよね うん!!!!!!!!!!!!!

ハーヴィ : 三軒先の錨が差し込んだ何某は煤けてるよね!!(意訳:ふわふわもほしいもんね!!)

ふわふわ : (ふわ・・・)

マリヤ : (同調圧力 多数決)

ハーヴィ : (そもそもぬいなので票とかないのだ)

マリヤ : (ヨシ!)


ハーヴィ : ≪マリヤ、今日はクリスマスだね!!!≫

マリヤ : うん!!!!!!!!!!!!!


「欲しいものを書いて、そこのベッドに寝てね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

マリヤ : わかった!!!!!!!!!!!!!

ハーヴィ : ン!!!!!!!!!!!!!!

マリヤ : えっとね えっとね

ハーヴィ : (るん♪ るん♪)

ハーヴィは、筆記具を使った。

マリヤ : ひゃくしょくクレヨンほしい(そんなものを街の古いカタログで見たらしい)

ハーヴィ : ≪ふわふわとオレでお揃いのマフラー!≫

マリヤ : おそろい いいね~

マリヤ : かいたかいた

ハーヴィ : ≪えへへ≫


ここにある紙に欲しいプレゼントを書けばいいようだ。
なんと書こう?

ハーヴィが[ふわふわとお揃いのマフラー]を入力しました
ふわふわとお揃いのマフラーと記入した!

マリヤ : かわい~

ハーヴィ : ? (へんなツリーある。)

マリヤ : (おめめぱっちりだね)

おめめの飾りがかわいいクリスマスツリーだ。
目標値:12 <= 3d + 感覚補正
達成値:20([4,6,5]+5)
判定に成功しました
ハーヴィ : (にぱ……!)

……瞳が動いてあなたを見つめたのが、確かに見えた。

ハーヴィ : ……

ハーヴィ : え、

ハーヴィ : ≪ツリーさん、今目動いたよね?≫ ≪これ読める?≫

マリヤ : うごくの!??!!?イミテイター!?!??

ハーヴィ : (不動~ おっかしいなア 見間違いかなア)

ハーヴィ : ???

ハーヴィ : ≪今絶対目合ったのに!≫

マリヤ : あれえ(何の変哲もない…ツリーだねっ♪)

ハーヴィ : ≪でもかわいいね!!≫

マリヤ : ね~

マリヤ : かいたら ねよねよ

ハーヴィ : ≪うん!!≫


マリヤは[寝転がり]になった

もう寝る?
ハーヴィは[寝転がり]になった

「良い子達よ…… 皆寝て偉いね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

マリヤ : (というわけで寝転んだ わーい)

「そんな子たちには……勿論ご褒美が待っているよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ハーヴィ : (プレゼント、楽しみだな!!! ふわふわに早くマフラーつけてあげたいな!!!)

マリヤ : (100も色があれば)(みんなの色が かけるもんね)


「さあ……僕達があげるプレゼントは、勿論!君達が紙に書いてくれた…… 100色クレヨン ふわふわとお揃いのマフラー……」

マリヤ : (そわそわ)

ふわふわ : (ふわふわはいいよかんしませんけどね)

ハーヴィ : (わくわく……!)


「などでは……無いッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

マリヤ : !??!!!!!!!!!!!!?!?!?

ハーヴィ : !!!?


「そのような都合の良いことが……この世に存在するわけが……ないだろうがああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ハーヴィ : ≪ここにあったふわふわとペアルックのマフラーは!!!?≫

マリヤ : ここにあった 100のクレヨンは!!!!!!!!?

ふわふわ : (ほらみなさい とたたずむふわふわ)

マリヤ : ふわふわ! これは いったい…

ふわふわ : (ぬいぐるみなのでわからない)

「それが!!!!!!!!!!!!!クリスマスというものよ!!!!!!!!!!!!!!冬の奇跡のおぞましき真実!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ハーヴィ : (震えながらふわふわを抱きしめた。) ≪そんな…… 毎年オレがみんないいなー 羨ましいなーって思ってたクリスマスが……!!!??≫

ハーヴィ : (青年は、クリスマスをしたことがなかった。切実。)

マリヤ : クリスマスは サンタさんから プレゼントを もらえるひじゃ ないの!?


「そう、クリスマスとは絶望なのだ……この世には幾つも、クリスマスという名前の絶望が転がっている……」

ハーヴィ : ≪そんな……≫

マリヤ : ケーキも たべれる のに!?

ハーヴィ : ≪ケーキ食べたい!!!!!!!!!!!≫


「100色クレヨン ふわふわとお揃いのマフラー……なんとも愛くるしい要望よな 100色クレヨンふわふわとお揃いのマフラーよ…… だが……」

「お前達も知るべきなのだ……ウキウキでサンタさんにプレゼントを頼んだのに、全く頼んでいないものが来る絶望を……!!!!あれほど『実践殺人教典ブック~100つのふろくつき』が欲しいと願ったのに、『悔い改めよ~人の子よ』と表紙に書かれた本が置かれていた苦しみを!!!!!」

マリヤ : なんて?

ハーヴィ : ≪共感がまったくできない≫


「この俺が教えてやろう!クリスマスとは相手の欲しいものを贈る日ではない。自分が贈りたいものを贈る日なのだということをなァーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」

ハーヴィ : ≪ち……違う!! クリスマスはそんなんじゃない!!! もっとこう…… いや、オレもやった事ないからわかんないけど…… とにかくクリスマスは漠然としたハッピーじゃなきゃいけないんだ!!!!≫

マリヤ : そうだよ!!


マリヤ : クリスマスは サンタさんに おてがみかいて ケーキたべて そして

マリヤ : りそうの プレゼントを もらうひ だよ!!!!!!!!

ハーヴィ : ≪そうだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!≫


マリヤ : あとなんか ついかで おやつが くることも あった!!!(クグロフ)

ハーヴィ : ≪いいなー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!≫

マリヤ : ハーヴィと ふわふわにも ぜったい くるもん!!!!!!!!!!


ハーヴィ : (ハービの例年のクリスマスの過ごし方は、見回り、見回り、荒野の掃討、見回り、補給、寒さに震えながらハリボテ裏で就寝 である。)

ハーヴィ : ≪今年からのオレは…… クリスマスで最高のハッピーになるもん!!! ふわふわにもプレゼントもらう!!!!≫

ハーヴィは[寝転がり]でなくなった
マリヤは[寝転がり]でなくなった

「滅リィィィィーーーーー苦リスマアアアアアアアアアアアァァァァアスッ!!!!!!!!!!!クッククジジジジインググググググウルルルベルベルベルベルゥゥーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

マリヤ : ハーヴィ!! やるよ!!

ハーヴィ : ン!!!!!!


「ドキドキワクワク聖夜のプレゼント、それは只一つ!『死』だァァァァアアアアーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ハーヴィ : ≪もう怒った!!! 人間相手でも容赦しない!!!!≫ (いともたやすく人間様に歯向かうタイプのイミテイター)


アクティブシーンになりました。
Round 1
マリヤ : ワーーッッ ツリーもうごいてる!!!!!
ハーヴィ : 青い街路樹のくるぶし三千里!!!!(意訳:あっコイツやっぱり!!!!)

マリヤ : ✧!!
瞳の中の光が瞬く。
マリヤは[ネクロカウンター]を2つ獲得した。
ハーヴィは移動した。
    ハーヴィは[4,7]へ移動した。
殺ンタ殺ースは移動した。
    殺ンタ殺ースは[5,5]へ移動した。
クリスマスツリーは攻撃した。  達成値:10 ([2,4,1]+3)
    マリヤに0のダメージ  ([1]+4)
マリヤ : ✧!!
瞳の中の光が瞬く。
マリヤは[ネクロカウンター]を2つ獲得した。
ハーヴィ : ≪SLEEP//:WALKER://≫
跳躍──即席の足場=銀の糸/加速する。
    ハーヴィは[5,5]へ移動した。
殺ンタ殺ースは攻撃した。  達成値:10 ([4,3,4]-1)
    マリヤに12のダメージ  ([3]+16)
マリヤ : ✧!!
瞳の中の光が瞬く。
マリヤは[ネクロカウンター]を2つ獲得した。
ハーヴィ : ≪Fool=on/Cool≫
刹那/銀の閃き=切断の試行  達成値:20 ([6,2,4]+8)
    殺ンタ殺ースに47のダメージ  ([4,5,3,1]+11)
マリヤ : ✧!!
瞳の中の光が瞬く。
マリヤは[ネクロカウンター]を1つ獲得した。
マリヤ : ℙ𝕤𝕚𝕔!!
✧ℙ𝕤𝕚𝕔𝕠𝕜𝕚𝕟𝕖𝕤𝕚𝕤✧  達成値:18 ([1,5,2]+10)
マリヤはWillを使用した!
    殺ンタ殺ースに40のダメージ  ([1,6]+8)
    殺ンタ殺ースは[覆影]になった
        殺ンタ殺ースは[重傷]になった
    ハーヴィは[6,4]へ移動した。
    マリヤは2のSPを回復した。  ([]+7)/3
マリヤは[ネクロカウンター]を1つ失った。
Round 2
ハーヴィ : 光明刺さって殺戮デストロイ……(意訳:ふわふわの気持ちを裏切ったな……)
ハーヴィ : (こころなしか物騒な単語がチョイスされている)

マリヤ : サンタさんは…! みんなに! ゆめと きぼう!! 𝕋𝕖𝕝𝕖!!
✧𝕋𝕖𝕝𝕖𝕡𝕠𝕣𝕥𝕒𝕥𝕚𝕠𝕟✧  達成値:22 ([4,4,5]+9)
マリヤはWillを使用した!
    殺ンタ殺ースに50のダメージ  ([2,6,3]+8)
    マリヤは50回復した。  
        殺ンタ殺ースは[気絶]になった
クリスマスツリーは攻撃した。  達成値:7 ([1,2,1]+3)
    ハーヴィに4のダメージ  ([6]+4)
ハーヴィ : ≪Fool=on/Cool≫
刹那/銀の閃き=切断の試行  達成値:18 ([3,6,1]+8)
    クリスマスツリーのカバーリングは対象がいない。
    クリスマスツリーに31のダメージ  ([1,3,5,2]+11)
        クリスマスツリーは[重傷]になった
        クリスマスツリーは[気絶]になった
「バカな……プレゼントに死を贈るはずが……贈られることになるのは……俺の方だったというのかアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!」

マリヤ : そして……

マリヤ : プレゼントを おくるんだよ!!!!!!!!! し では ない!!!!!!!!!!

ハーヴィ : ≪死なんか贈るな!!!!!!!!!!!≫ ≪オレとふわふわにマフラーを!≫ ≪マリヤに100色クレヨンを!!≫ ≪こどもたちに愛を!!!≫


「ご、ゴフッ……!!!!………く、クク!!!!進むか、この先のイバラの道を……クリスマスを超えて……
 ……ならば…… いつか、手に入るとよいな……100色クレヨン ふわふわとお揃いのマフラーが……ッ……」

マリヤ : たちされ!!!!!!!! にせサンタ!!!!!!!!! そして

マリヤ : にせサンタ さんも いつか りそうのプレゼント もっかい おねがい できたら いいね

ハーヴィ : ≪偽サンタさんもまた、理想のプレゼントがもらえなかったから生まれてしまった悲劇の存在……≫

マリヤ : そう おてがみ ちゃんと とどかなかったの かも…

ハーヴィ : ≪かわいそうに≫


「ぐふッ……うぐあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ハーヴィ : ≪さらば、偽サンタさん。次に会う時は本物のサンタさんになれてるといいね!≫

マリヤ : こんかいの きょうくん は

ハーヴィ : ン。

マリヤ : やっぱ クリスマスは クリスマスのひに ってこと かも

ハーヴィ : ン……

ハーヴィ : ≪今年のクリスマス≫ ≪楽しみだね!≫

マリヤ : うん!!!!!!!!!


そしてこの後すぐ、あなた達は羊のしっぽで目を覚ますこととなった……
めでたしめでたしメリークリスマス!!!!!!!!!!!

クエストをクリアしました。
ハーヴィ : ≪お仕事おわり!お疲れ様!≫
マリヤ : やったー!

 2023 by ROUTE87 / 大槻

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