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LOGS

街の外へ


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軍太郎への悪口アリ


シュガーポップムーン : !

ハーヴィ : !!

ハーヴィ : (あなたの姿に気が付き、嬉しそうに手を振る)

シュガーポップムーン : ハーヴィさんっ!おつかれさまで~すっ!(こちらも手を振りながら近付いてくる。)

ハーヴィ : ≪お疲れ様、ポップ!≫ ≪もしかして仕事中だった?≫

シュガーポップムーン : おしごと~というよりはっ、どれぐらい進んだかな~って確認してたのですっ!

シュガーポップムーン : もしかしたらもうじき人間様の施設がまた出来上がるかもですね~っ!

ハーヴィ : ≪ああ、そっか。工場のほうはそういう進捗もあるもんね。≫


ハーヴィ : ≪施設が増えたらコリンたちも楽しいよね。オレも手伝えそうなら手伝わないと。≫

ハーヴィ : ≪まあ、オレたちも使えるやつだったら一番いいんだけど……。≫(と端末に文字が浮かび、苦笑い。)

シュガーポップムーン : ええ~っと……いままで作業してたのは……サウナ?らしいです~っ(使えるやつ、という文字を見れば己の内の情報を整理して)

ハーヴィ : ≪サウナ……?≫

シュガーポップムーン : サウナってなんでしょう……?

ハーヴィ : ≪……わかんない……。オレ、自分の記憶の検索とかできないし……。≫

ハーヴィ : ≪そもそも名前も聞いた記憶がないや。≫


シュガーポップムーン : 人間様やおそとから来た方なら知ってるんでしょうか~

シュガーポップムーン : 未知というやつなのですっ!

ハーヴィ : ≪未知! じゃあ出来てからのお楽しみだね!≫

シュガーポップムーン : はいっ!それで、コリン様たちが楽しく過ごせる施設ならもっとはぴはぴですね~っ!(わ~っ!と両手を挙げてからぴょんと跳ねた。)

ハーヴィ : (同じように小さく跳ね)

ハーヴィ : ≪もうちょっとでここもなくなっちゃうけど、その間くらい楽しく過ごしてほしいもんね。≫

シュガーポップムーン : はいっ!

ハーヴィ : (にぱ!!)

シュガーポップムーン : なくなっちゃうのは……これは、きっと、さみしい、なんですけど……

シュガーポップムーン : さいごまでみなさんに楽しんでほしいですっ!!

ハーヴィ : ≪うん。 ……オレも、色々あったけど、やっぱりずっと自分が暮らしてきた街だから。ポップと同じ気持ち。≫

シュガーポップムーン : ……えへへっ!(同じ気持ち、という文字を見て笑った。同じような感覚である嬉しさと、違わなかった安心。)


シュガーポップムーン : あっ!そうですっ!(それから声を挙げて)

ハーヴィ : ?

シュガーポップムーン : ハーヴィさんっ!マリヤ様からマカロンは頂きましたか?

ハーヴィ : ≪まかろん≫

ハーヴィ : ≪……て、なに?≫

ハーヴィ : (んーんと首を横に振りながら)

シュガーポップムーン : えっとえっと、このくらいのっ、丸くて甘いお菓子ですっ!(両手で丸を作りながら説明する。)

ハーヴィ : ≪……?≫(まんまる……? まんまるだ……。) ≪クッキーとは違うの?≫

シュガーポップムーン : クッキーとは違って~……色がついてて、さらさらしてて、クリームが挟まってるのですっ!

ハーヴィ : ??? (ハーヴィは ??? になった ▼)


ハーヴィ : ≪色もついてるまで行くとホントに想像できないなあ……。 あ、えと。それをマリヤが配ってたの?≫

シュガーポップムーン : はいっ!ジレイさんとマリヤ様で作ったそうですよ~っ!しさくひん?で、みなさんに配って、お味の感想が知りたいそうですっ!

ハーヴィ : ≪ジレイと……。そうなんだ。≫

ハーヴィ : (「”人間”だと」)(「そういう事も一緒にできるのかな。」)(「なんか、ちょっと羨ましい。」)

ハーヴィ : ……


ハーヴィ : ≪あ、味の感想って事はオレも食べていいの!?≫

シュガーポップムーン : わたしにも、他のイミテイターにも配ってくださっていたので、そうだと思いますっ!!

シュガーポップムーン : マリヤ様、昨日配りたいんだ~って、街をくるくるしていたので……ハーヴィさんが受け取ってくれたらきっとうれし~!になるのですっ!

ハーヴィ : ≪そうなんだ! えへへ、楽しみだなあ。見回りしてる時に会えたらいいんだけど。≫

ハーヴィ : (にこ…!っとしながら近くの段差を上がったり下りたり。わくわくだ。)

ハーヴィ : ≪オレさ、この間遊園地で食べたハンバーガーとかポップコーンとか、普通の食べ物食べたのすっごい久しぶりでさ、≫

ハーヴィ : ≪だからこれからはいっぱい色んなもの食べたいんだ~≫

シュガーポップムーン : じゃあじゃあっ!わたしも新しい食べ物、たくさん探しますねっ!

ハーヴィ : ≪うん!≫


ハーヴィ : ≪そうだ、今度のパーティーでも食べ物持ってきていいってテラが言ってたよね。そっちの分も探しにいかなきゃだね。≫

シュガーポップムーン : はっ!そうですねっ!持ち寄り~……

シュガーポップムーン : あまいものだけだとあまあましすぎちゃうでしょうか~

ハーヴィ : ≪オレは甘いの食べたい!≫(自分の感想だ。)

ハーヴィ : ≪でもしょっぱいのも食べたいな。≫(感想だ。)

シュガーポップムーン : ふふふっ じゃあじゃあ、どっちもあったらはぴはぴですね~っ!

ハーヴィ : ≪うん! はぴはぴ!≫


ハーヴィ : ≪……と、そうだ。食べ物探し……もだけど、ちょっと物資補給にそろそろ街の外に出た方が良さそうでさ。≫

シュガーポップムーン : 物資補給!街の外ですか?

ハーヴィ : ≪うん、リーン、って街まで行くんだけど…… よかったらポップも一緒に来てみない? ちょっと遠いんだけど。≫

ハーヴィ : ≪ここと全然違って面白いんだ。≫

シュガーポップムーン : (ぱっと笑顔が咲いて、)

シュガーポップムーン : わあっ!いきたい!いきたいですっ!

ハーヴィ : ≪ほんと!? よかった! それじゃ行こうよ!≫

シュガーポップムーン : はいっ!ありがとうございます、ハーヴィさんっ!

ハーヴィ : ≪えへへ、それじゃ早速……≫≪あ!≫


コリン : お、ハーヴィにシュガー。

シュガーポップムーン : ほあ? あっ!

コリン : よっ(ひらっと片手を振った)

ハーヴィ : (手をぶんぶん、その場でぴょんぴょん。全身でアピール)

シュガーポップムーン : (ハーヴィの反応に振り返って……コリンに手を振った!ぶんぶん!)

コリン : 何話してたの?

シュガーポップムーン : コリン様っ!おつかれさまです~っ!これからリーンってところに連れて行ってもらうのですっ!

ハーヴィ : ≪えっとね、サウナと、マカロンと、≫(指折りすべてを説明しかけて)

ハーヴィ : ≪あ、そう!これからリーン!≫


コリン : ??サウナとマカロン?

コリン : あ、リーンに行くのか!おれもたまに行くけど、あそこでかい街だよな!

ハーヴィ : ≪うん。何かは知らない。≫

シュガーポップムーン : サウナ?はもうじき出来るかもで~っ!マカロンはマリヤ様がお配りしてるのです~っ!(ざっくり説明だった。ざっくり。)

コリン : ふぅん?新しい施設かなんかが、作られてるんだな……?(サウナのことを知らなかった、首を傾げる。けれどマリヤとマカロンの名称は知っていた。)ああ、マリヤってあの小さい子だよな。そんなの売ってたんだなあ。


コリン : マカロンってちっちゃいのに結構高い奴だろ。マリヤのお小遣いで足りたのか……?

ハーヴィ : ≪あ、ううん。マカロンは作ったんだって。マリヤとジレイで。≫

ハーヴィ : ≪すごいよね!≫ ≪どんなやつかわかんないけど≫

コリン : ジレイって……あのジレイ!?

ハーヴィ : ≪うん、ビビった!≫

シュガーポップムーン : はいっ!マリヤ様がジレイさんと作ったよ~っ!って言ってましたっ!


コリン : あいつ、菓子なんか作れたのか!?軍事用とか言ってなかったか!?

ハーヴィ : ≪オレもそう思う!≫

ハーヴィ : ≪オレの方がまだ向いてると思う。≫(スン 冷静)

シュガーポップムーン : マリヤ様もジレイさんもすご~いっ!ですっ!

コリン : だよなあ。ハーヴィもそう思うよな。おれも、ハーヴィやシュガーの方がずっと向いてると思う

シュガーポップムーン : お菓子作り……は、やったことないのですっ

コリン : なんか誰かと間違えてんじゃないのかな……。(懐疑的だ)


コリン : シュガーもハーヴィも、クッキーとかなら簡単だしすぐ作れると思うぜ。

ハーヴィ : ≪なんか…… あ、本人に言わないでね? 想像だけど、卵割る時にカラが粉々になったり、ヘラ……ヘラ使うよね? とか、そういう道具とか、折りそう。≫

ハーヴィ : ≪ほんと? オレも料理したことないけどやってみたいな。≫

コリン : はは、分かる!焼く時に最大火力で焼いたりな!(無邪気に失礼だ。)

シュガーポップムーン : クッキー……(コリンに言われた事を反芻しつつ、ジレイが卵を粉砕したりヘラをへし折ったりしている図を浮かべた。)


コリン : テラに調理場借りれるか、今度聞いてみるか。

コリン : おれもやったことないけど、レシピ見ながらなら、まあ……出来るだろ。

ハーヴィ : ≪うん!やる!一緒にやりたい!≫(自分は絶対に上手くできると信じて疑わぬ、””少年””のまなざし)

シュガーポップムーン : わたしもわたしもっ!やってみたいです~っ!

コリン : うん!皆で作ろうな!

シュガーポップムーン : じぶんで作れたら、いっぱい食べたり配ったりできますねっ!(両手を挙げて軽くぴょんぴょんと跳ねた。)

ハーヴィ : (にぱ~!! その辺を動き回ってうれしさアピール)

コリン : へへっ、だな。


コリン : あっ、そうだ。リーン行くんだっけ。 引き留めちゃったな。

ハーヴィ : ≪えへへ、楽しみ。 ……あ、折角だしコリンも行かない? 前に一緒に行きたいねって話してたしさ。≫

コリン : あ、うん!おれも言おうとしてた!おれも行きたいって!

シュガーポップムーン : コリン様っ!コリン様も一緒に行きましょ~っ!!


コリン : リーンなら、ちょっとだけ案内できるぜ!(と言っても本当にちょっとだ。少年もまだ、リーンのことはあなたたちと同じぐらいしか知らない。)

ハーヴィ : ≪ほんと!? 楽しみだなあ……。オレ、いつもは補給で行ってすぐ帰るだけだから。≫

シュガーポップムーン : じゃあじゃあっ、コリン様とハーヴィさんに連れて行って頂くのですっ!

シュガーポップムーン : えへへ~っ 楽しみですねっ!

コリン : だな~!いつも一人だから、二人と行けるの嬉しいな!

ハーヴィ : ≪うん! オレも…… オレも、いつも一人だったから≫ ≪みんな一緒は嬉しい!≫

シュガーポップムーン : はいっ!!


ハーヴィ : ≪それじゃあ街の外で集合ね。オレ一番乗り!≫

ハーヴィ : (と、文字が現れたと思えばいの一番に駆け出し)

コリン : おう! あっ!?

シュガーポップムーン : ほわ

コリン : ず、ずるいぞ!おれが一番乗りだっ!


ハーヴィ : (ビュンッッッッ 強化された脚力についてこれるかな)

コリン : (駆け出したあなたの後ろ姿を追いかける。……は、速過ぎる!!)

シュガーポップムーン : わ~っ!わたしも行きます~っ!(跳ねるようにして走っていく)

コリン : (でも意地なので全力疾走する)


ハーヴィ : (なんなら途中で側転とかして街の外へ。奇行。)

シュガーポップムーン : (キャッキャ)

コリン : クソッ、ハーヴィ……!余裕だ!

ハーヴィ : ~♪

 2023 by ROUTE87 / 大槻

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